Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

アートセラピーやみつき初体験のお話

2009-01-13 17:00:55 | Riyoko
お久しぶりです。RIYOKOです。
新しい年になりましたね。いかがお過ごしですか?

私が、アートセラピーと出会ったのは10年位前でした。
10年前というと、今ほどインターネットからの情報はなく、最初シニアアートセラピーをどこで学んだら良いのもかわかりませんでした。
とりあえず見つけた所で勉強スタート。
季節素材から、五感への刺激、そしてアート表現・・・なかなか、おもしろい!
だけど、ちょっとした休憩時間での、みんなの会話の中に、芸術への追及はあれど、高齢者とは?という会話がないのに、少し疑問を感じました。
子供・高齢者、みんなまとめて人間なのだから、特に必要ないとも言えるのですが、私の中では、表現する力を最大に生かしていくのには、高齢者の体をもっと知らないといけないのでは?という気がしてならなかったのです。

そこで、ある特別養護老人ホームにお願いして、夜勤介護のヘルプ員に加えて頂く生活が始まりました。
今まで知らなかった介護現場は、見るもの全てが珍しく目にうつります。
そんな中でも、アートセラピーを忘れることはありませんでした。

ある日、どうしても部屋で眠れない認知症の方と、カウンターで簡単ないたずら描き遊びをしたことがあります。
最初は、クレヨンを「何?」という目で見ていらっしゃいましたが、そのうちにその方は徘徊もせず、いたずら描きを楽しまれるようになったのです。
そんな状況に私自身が驚きました!

これが、私のアートセラピーやみつき初体験のお話です。

                   RIYOKO

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2 コメント

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そんな事ってあるんですね~。 (れいちゃん)
2009-01-13 21:28:21
RIYOKOさんの初体験のお話しは、説得力ありますね。

アートって、そんなに高齢者に効果があるなんて、改めて驚きと感動で、自信が湧いてきました。

少しずつでも、アートの力を伝えていけたらいいですね。
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そんな事ってあるんです。 (RIYOKO)
2009-01-14 16:47:46
なんも、試してみるって楽しいものです。
わかっちゃいるけど試してみる。
すると、もっと、わかっちゃって感動
となりますよ。

(注意:この<試す>というのは、実験台にするのとは違います。チャレンジ!ですね

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