11月3日から5夜連続で放送されたテレビドラマ、『99年の愛』をみた。
この手のドラマは、内容が重く、
見るのが辛いので、
大抵はパスしてしまうのだが、
今回は、なぜだか2話から最終話まで見てしまった。
(どうせなら、抵抗せず、初めから見ればよかったと後で後悔…)
テーマは、【貧困、人種差別、戦争の中を生き抜く家族愛】といったところか…。
個人的には、
橋田先生のドラマは、理屈っぽくて長いセリフが多く、
回りくどい気がするが、
【察する】という感性が薄れつつある現代では、
これくらい説明してもらわないと、
真意が視聴者に理解されないのかも…。
総じて、伝えたい大事なことは、
よくまとめられて、適切に表現されていたと思う。
このドラマ。
結局思ったとおり、
丸々4日間、涙なしには見られず。
日系移民の人々や、
あの時代を乗り越えて来た方々の苦労を思うと、
本当に胸がつまり…。
そのお陰で今の我々の、
平穏で豊かな生活があるのだと、
あらためて感謝の気持ちで一杯になった。
しかしながら、
このドラマを一番見てほしい世代の我が息子が
遂に一度も見ることなく、
終わってしまったのはマコトに残念。
おそらく若い世代で、これを見ていた人は少なかったのではないかな…。
今の若い子は、こういう重い内容のものに、
良い意味でも悪い意味でも耐えられない。
自分以外のことに無関心で、
自分の世界だけで生きようとする傾向が強い気がする。
来年には、二十歳にもなろうという息子に、
強制することでもないので、
強いて見ろとは言わなかったが、
がっかり…。
違うアプローチからでも、
こういう歴史を、知っていてくれればいいんだけど。
それにしても、ドラマのセリフで何度も出てきた、
【大和魂】という言葉…。
この意味を知るものが、
今の若者の中に、どれ程いるんだろうね…?
私だって戦後生まれなので、
よくは知らないのだが、
つらつら拝察するうちに、
【受容】【忍耐】【日本民族としての誇り】
なのかな…と思った。
もしそうだとすれば、
これらは、日本人古来の【美徳】だったのではないかと思う。
<置かれた状況を嘆いたり、捨て鉢になったり、非難したりするのは簡単だ。
だけど、それで何が変わると言うのだろう?
それで状況が良くなることはない。
ならば辛くても悲しくても、ともかく今できることをして行くのだ。
一生懸命やってさえいれば、
必ずいつかなんとかなる。
花も実も成る日も来よう。
それを信じ、困難や屈辱にも耐える。
神国日本に生れた日本人として、誇りを持って生きるのだ。>
そんな想いが日本人の底辺にあったればこそ、
世界で唯一の被爆国となり、
見るも無残に破壊された焦土から、
驚くべき短期間で経済復興がなされたのではないだろうか。
その生き様を想うと、
昨今、街に生息する、チャラ男なる若者達など。
時代事にテーマがあるので、
いい悪いの判断はできないのだが、
先人に対しては、
まことに申し訳なく思ってしまう私ではある。
話しが少しソレてしまったが、
さてこの【大和魂】。
今の日本人だけでなく、
万人共通に大切なことでもあると、私は感じる。
それぞれに、問題を抱えて生きているのが人間。
だけれど、与えられた状況は、
その人の魂からみれば、
その人に必要だから起きていることなわけで、
それに抵抗したり、文句を言ったり、逃げたりしても、
同じことの繰り返しが、また起こってくるだけなのだ。
折も折。
もうすぐ、映画『宇宙戦艦ヤマト』も公開になる。
もしかすると今、宇宙は、
【大和】という言葉をキーワードとして、
様々なメッセージを送ってきているのかもしれない。
かねがね私は、
日本には、
世界全体が共存共栄するため、
平和を構築するための、
リーダーシップを発揮するという役割があると
思っている。
人類が一つにまとまるには、
【理解】=【分かり合うこと。お互い尊重し合うこと。】
が不可欠だと思う。
そして日本人の気質には、それがある。
日本が、
小さな島国なのに、
世界でただ一国、2千年近く続いた王家を持ち、
他の国に支配されることもなく、
民族滅亡の憂き目にも合わなかったのは、
本当はものすごい奇跡なのだ。
(ヨーロッパなどでは、
女子供まで皆殺しにされ、国が滅亡となるのは、
珍しいことではない。
わずかに、そんな民族や文化があったのだと彷彿させる、
遺跡跡が発見されるくらいなものだ。)
本当のことをいえば、
今の私達の祖である大和民族は、
もともとの先住民である縄文人と言われる人々を迫害して、
この国家を築いた。
それは許される行為ではなかったが、
それでも皆殺しにだけはしていない所に、
僅かな救いがあり、
そこに、
この先の世界を一つにする希望の一端があるように思う。
そして現代では、縄文人の血も大和人の血も、
世代を重ねるごとに、混じりあっても来ている。
日本はこの歴史の中で、
幾度となく異文化も受け入れ、自国の文化と融合させてきた。
宗教でさえも拒絶するわけでなく受け入れてきたので、
長い間、神社と寺は同じところで祀られてきたりもしたのだ。
許容と理解、そして融合。
宗教対立による戦争が耐えない他所の国からみれば、
理解しがたい民族性がここにある。
☆ ☆ ☆
なんだか、うだうだ書いてしまったが、
もし本当に今、
【大和魂】が宇宙から送られている、キーワードの一つだとしたら、
わたし的には、
『日本人よ、腹をくくれ。何が来ても驚くな。
ひるむことなく運命を受け入れ、運命を切り開いていけ。』
と言われているような気がする…。
もしそんなんだったら、ちょっと怯むナァ…。
この手のドラマは、内容が重く、
見るのが辛いので、
大抵はパスしてしまうのだが、
今回は、なぜだか2話から最終話まで見てしまった。
(どうせなら、抵抗せず、初めから見ればよかったと後で後悔…)
テーマは、【貧困、人種差別、戦争の中を生き抜く家族愛】といったところか…。
個人的には、
橋田先生のドラマは、理屈っぽくて長いセリフが多く、
回りくどい気がするが、
【察する】という感性が薄れつつある現代では、
これくらい説明してもらわないと、
真意が視聴者に理解されないのかも…。
総じて、伝えたい大事なことは、
よくまとめられて、適切に表現されていたと思う。
このドラマ。
結局思ったとおり、
丸々4日間、涙なしには見られず。
日系移民の人々や、
あの時代を乗り越えて来た方々の苦労を思うと、
本当に胸がつまり…。
そのお陰で今の我々の、
平穏で豊かな生活があるのだと、
あらためて感謝の気持ちで一杯になった。
しかしながら、
このドラマを一番見てほしい世代の我が息子が
遂に一度も見ることなく、
終わってしまったのはマコトに残念。
おそらく若い世代で、これを見ていた人は少なかったのではないかな…。
今の若い子は、こういう重い内容のものに、
良い意味でも悪い意味でも耐えられない。
自分以外のことに無関心で、
自分の世界だけで生きようとする傾向が強い気がする。
来年には、二十歳にもなろうという息子に、
強制することでもないので、
強いて見ろとは言わなかったが、
がっかり…。
違うアプローチからでも、
こういう歴史を、知っていてくれればいいんだけど。
それにしても、ドラマのセリフで何度も出てきた、
【大和魂】という言葉…。
この意味を知るものが、
今の若者の中に、どれ程いるんだろうね…?
私だって戦後生まれなので、
よくは知らないのだが、
つらつら拝察するうちに、
【受容】【忍耐】【日本民族としての誇り】
なのかな…と思った。
もしそうだとすれば、
これらは、日本人古来の【美徳】だったのではないかと思う。
<置かれた状況を嘆いたり、捨て鉢になったり、非難したりするのは簡単だ。
だけど、それで何が変わると言うのだろう?
それで状況が良くなることはない。
ならば辛くても悲しくても、ともかく今できることをして行くのだ。
一生懸命やってさえいれば、
必ずいつかなんとかなる。
花も実も成る日も来よう。
それを信じ、困難や屈辱にも耐える。
神国日本に生れた日本人として、誇りを持って生きるのだ。>
そんな想いが日本人の底辺にあったればこそ、
世界で唯一の被爆国となり、
見るも無残に破壊された焦土から、
驚くべき短期間で経済復興がなされたのではないだろうか。
その生き様を想うと、
昨今、街に生息する、チャラ男なる若者達など。
時代事にテーマがあるので、
いい悪いの判断はできないのだが、
先人に対しては、
まことに申し訳なく思ってしまう私ではある。
話しが少しソレてしまったが、
さてこの【大和魂】。
今の日本人だけでなく、
万人共通に大切なことでもあると、私は感じる。
それぞれに、問題を抱えて生きているのが人間。
だけれど、与えられた状況は、
その人の魂からみれば、
その人に必要だから起きていることなわけで、
それに抵抗したり、文句を言ったり、逃げたりしても、
同じことの繰り返しが、また起こってくるだけなのだ。
折も折。
もうすぐ、映画『宇宙戦艦ヤマト』も公開になる。
もしかすると今、宇宙は、
【大和】という言葉をキーワードとして、
様々なメッセージを送ってきているのかもしれない。
かねがね私は、
日本には、
世界全体が共存共栄するため、
平和を構築するための、
リーダーシップを発揮するという役割があると
思っている。
人類が一つにまとまるには、
【理解】=【分かり合うこと。お互い尊重し合うこと。】
が不可欠だと思う。
そして日本人の気質には、それがある。
日本が、
小さな島国なのに、
世界でただ一国、2千年近く続いた王家を持ち、
他の国に支配されることもなく、
民族滅亡の憂き目にも合わなかったのは、
本当はものすごい奇跡なのだ。
(ヨーロッパなどでは、
女子供まで皆殺しにされ、国が滅亡となるのは、
珍しいことではない。
わずかに、そんな民族や文化があったのだと彷彿させる、
遺跡跡が発見されるくらいなものだ。)
本当のことをいえば、
今の私達の祖である大和民族は、
もともとの先住民である縄文人と言われる人々を迫害して、
この国家を築いた。
それは許される行為ではなかったが、
それでも皆殺しにだけはしていない所に、
僅かな救いがあり、
そこに、
この先の世界を一つにする希望の一端があるように思う。
そして現代では、縄文人の血も大和人の血も、
世代を重ねるごとに、混じりあっても来ている。
日本はこの歴史の中で、
幾度となく異文化も受け入れ、自国の文化と融合させてきた。
宗教でさえも拒絶するわけでなく受け入れてきたので、
長い間、神社と寺は同じところで祀られてきたりもしたのだ。
許容と理解、そして融合。
宗教対立による戦争が耐えない他所の国からみれば、
理解しがたい民族性がここにある。
☆ ☆ ☆
なんだか、うだうだ書いてしまったが、
もし本当に今、
【大和魂】が宇宙から送られている、キーワードの一つだとしたら、
わたし的には、
『日本人よ、腹をくくれ。何が来ても驚くな。
ひるむことなく運命を受け入れ、運命を切り開いていけ。』
と言われているような気がする…。
もしそんなんだったら、ちょっと怯むナァ…。