2006年のある日、あるビジョンを見せられた。
《空からの視点。どこまでも一面泥水に覆われた光景。
波が逆巻き、大きく渦を巻いているのが見える。
重く垂れ込める雨雲。全く陸地らしきものはない。》
声が聞こえた。
『これは未来の地球です。』
(うそー!ひえぇー
どこにも地面ないじゃん
:::*::
こりゃ大変じゃん!何にも生き残れないじゃん!!
どーすんのよ~
)
すごい動揺で、心臓ばくばくしている私に、
『これじゃない未来もあります・』
と、またまた声がして、
次に見せられたのは、いわゆる愛と調和に溢れた世界。
《人々は暖かで快適な、春の日差しのような中にいて、みんな幸せそうに生活している。
尊重と思いやりにあふれた世界…》
『まず世界共通の通貨が作られます。
色んな改革が順々に行われ、
次第に国という区別がなくなり、世界は一つになります。云々…』
『どちらの未来に進んで行くかのターニングポイントが2009年です。
2009年を境に、その後の未来への道が、大きく2つに分かれていくということです。
どちらの未来に進んでいくのかは、
それまでにあなた方人類の意識が、どれだけ進化するか、準備できるかにかかっています。』
それを聞いた私は、
兎にも角にも、これは大変だと思った。
が、だからと言って、すべてを丸呑みに信じたわけでもない。
前回、文明が滅んだのが、ノアの箱舟でいわれているような洪水のせいだとしたら、
2度続けて、同じ方法で滅亡するのもオカシイかなとも思ったりしたしね。
だから、『ちゃんとしないとこうなるぞ~』みたいな、【脅し】をかけられてるのかなとも思った。
(でもでも、万が一にも【一面水浸し】の未来があって、
その方向性が、2009年までに決まるというなら、
うかうかしてはいられない。
とりあえず、それまでの間私にできることは何でもやる!
やれといわれたことは、何でもやる。!!)
そう決意して、
伝えるべき人にはそれを伝え、
それからの2年あまりの私は、
本当にハードな神さまお仕事に、日本にとどまらず、奔走した。
その中には、私にとって生き死にをかけるぐらいの、決断や恐怖を伴うものも沢山あった。
まあ今考えれば、それも当たり前。
天に使われて、土地や精霊を癒したり、浄化したりするお手伝いをするということは、
すなわち自然に、自分のヒーリングや浄化も行われるということで、
例えば自分の中にある最大の恐怖と向かいあうことが、
自分の殻を破ること=浄化だったりするわけだ。
結局は私としては、力は尽くしたつもりだが、
実際何がどこまで出来たのかはわからない。
ともかく、そんなわけなのか、
不思議なことに、
2009年を過ぎたあたりから、
神さまからの依頼は、とんと来なくなった。
なので最近は、
直感で閃いた時だけ、どこそこの神社なりに出掛けたりしている。
今では、多分そういう形での、
神さま?から私に割り振られた担当分は、終わったのだと思っている。
それでも、時折思うのだ…。
2009年に、未来はどちらの方向に舵を切ったのだろうかと。
これは私にとっての現実なので、
他の人にとっての真実ではないかもしれない。
もちろん今この瞬間も、
内からの導きに従って、
地球や人類のために、
祈ったり、行動したりされてる方がたは沢山おられると思う。
未来は未だ決まっていなくて、
一瞬一瞬の私たちの選択によって、まさに作りあげられているともいえるし、
すでに沢山用意され存在している未来のどれを現実化するか、
迫られているとも言えるのかもしれない。
※ ※ ※
…さて、今日はちょっと古い話をしました。
だから、ある意味、もうどうでもいいことでもあります。
今日を生きる。
今を生きる。
結局私達にはそれしかありませんもんね。