当然?のことながら、
今までカラスのヒナなんて、
見たことも、
気にしたこともなかったので、
(最近家のまわりで、
やたらカラスがギャーギャー鳴いててうるさいなぁ…)
と思った時には、
(これはなんかの不吉のしるし…?)
みたいなことも少々頭をよぎった。
そうこうする内に、
ツバメのヒナがカラスに狙われるという事態が勃発。
ツバメの親たちに私も加わり、
必死の抵抗を試みるも、
攻防むなしく、
3日めにして、
巣、全破壊、ヒナ全滅という結末に終わった。
カラスは呆れるほど頭がいい。
犬などより遥かに上をいっている。
本当に身の危険を感じない限り、
人間の作る、カカシなどの【おどし】
など、
はなからバカにしきっていて、
何の役にもたたない。
例えば、生ゴミの集積場によく、
カラスよけのネットがかけられているけど、
あれだって、
端をひょいと口ばしでめくり上げ、
袋をつついて中身を引きずり出している姿を見かけたことがあるし、
人間がいても、
人がくるりと背中を向けた途端ゴミに接近、
「こりゃいかん」と慌てて追い散らかすと、
2~3メートル先の電柱の上から様子を見ていて、
人がいなくなると、
再びまた食い散らかすという繰り返しに、
遭遇したこともある。
と言うわけで、
カラスに狙われた時点で、
ツバメの敗北は避けられないと分かっていたのだが、
それでも、何とか助けてやりたかったものを、
1匹残らず喰われてしまったわけで、
(カラスなんて大嫌い!!!)
(2度とうちに来るなぁっ!!!)
と泣き怒りしていた私だったのだが、
その翌日も、
その冷酷無比な暴れ者、
ギャングのごとき嫌われ者たちが、
裏の畑を荒らしている?のを遠目に発見!
(こいつら性懲りも無く~う!!うちの周りをウロツキやがってっ!!)
と、
メラメラと再びの怒りが燃え上がってきた瞬間、
思わず拍子抜けするような、
意外な光景を見た。
なんとその中の1羽が、
少し小ぶりのもう1羽に、口移しで何か与えている。
(はて?!)
(あれはヒナがエサをもらう光景…?)
よく考えたらサ、
カラスだって子育てするよね。
スズメの親が、ビービー鳴き騒ぐヒナにエサをねだられて、
追い掛け回されてるのはよく見かけるけど、
カラスも同じなんだと、
妙に感心してしまった。
(最近ギャーギャーうるさかったのは、
エサをねだる、ヒナの鳴声だったわけね…。)
スズメと違って、全然可愛くない、
墓場の鬼太郎に出てきそうな、
けたたましくも大きな鳴声なので、
ヒナの声とは思いもよらなかったが、
よくよく見れば、
大きいのが1羽、
小ぶりな2羽をつれて行動している…。
今まで私が持っていた、
悪ガキ3羽ガラスのイメージは間違いで、
子育て中のおかあさんガラスとその子供達というわけだったのだ。
なるほど…。
子育て中のカラス一家にしてみれば、
ツバメのヒナ襲撃は、
初心者向きの格好の狩体験であり、
いい獲物。
ツバメもカラスも子育て中に変わりはなく、
自然ってこういうことなんだな…と、
あらためて思った。
物事の1側面だけを見て、
善悪の判断をする愚かさ。
人間の思うことなど、
大いなる意志と比べるなら、
欠陥だらけの未熟なものなのだろう…。
そして今日もまた、
カラスの親子は、
我が家のまわりで、
のんのんと悪事?を働きながら暮らしている。
相変わらず、うるさい。
日の出と共に、ぎゃーぎゃー鳴いている…
それも私のベット脇の、小窓近くで…。
どうも、
うちの2階のベランダや、屋根がお気に入りのようだ…。
そして驚くべきことには、
あの事件から、
もう1ヶ月以上は経つと思うのに、
まだ、口移しでエサをもらっている。
(カラスの子育てって長いのね…。)
(まだ、エサもらってるよ…。)
ご苦労さまだなぁと、その姿を見ていたら、
うちにも似たようなのが1匹いたのを思い出した。
うちのは、とうに20センチ以上も親より大きいのに、
まだまだ親に寄生する気、十分だ。
やれやれ…どこも親は大変。
だけどさ…、
そろそろ出て行ってもらえないかなぁ…と、
本気で思ってしまうこともある、今日この頃だ。
今までカラスのヒナなんて、
見たことも、
気にしたこともなかったので、
(最近家のまわりで、
やたらカラスがギャーギャー鳴いててうるさいなぁ…)
と思った時には、
(これはなんかの不吉のしるし…?)
みたいなことも少々頭をよぎった。
そうこうする内に、
ツバメのヒナがカラスに狙われるという事態が勃発。
ツバメの親たちに私も加わり、
必死の抵抗を試みるも、
攻防むなしく、
3日めにして、
巣、全破壊、ヒナ全滅という結末に終わった。
カラスは呆れるほど頭がいい。
犬などより遥かに上をいっている。
本当に身の危険を感じない限り、
人間の作る、カカシなどの【おどし】
など、
はなからバカにしきっていて、
何の役にもたたない。
例えば、生ゴミの集積場によく、
カラスよけのネットがかけられているけど、
あれだって、
端をひょいと口ばしでめくり上げ、
袋をつついて中身を引きずり出している姿を見かけたことがあるし、
人間がいても、
人がくるりと背中を向けた途端ゴミに接近、
「こりゃいかん」と慌てて追い散らかすと、
2~3メートル先の電柱の上から様子を見ていて、
人がいなくなると、
再びまた食い散らかすという繰り返しに、
遭遇したこともある。
と言うわけで、
カラスに狙われた時点で、
ツバメの敗北は避けられないと分かっていたのだが、
それでも、何とか助けてやりたかったものを、
1匹残らず喰われてしまったわけで、
(カラスなんて大嫌い!!!)
(2度とうちに来るなぁっ!!!)
と泣き怒りしていた私だったのだが、
その翌日も、
その冷酷無比な暴れ者、
ギャングのごとき嫌われ者たちが、
裏の畑を荒らしている?のを遠目に発見!
(こいつら性懲りも無く~う!!うちの周りをウロツキやがってっ!!)
と、
メラメラと再びの怒りが燃え上がってきた瞬間、
思わず拍子抜けするような、
意外な光景を見た。
なんとその中の1羽が、
少し小ぶりのもう1羽に、口移しで何か与えている。
(はて?!)
(あれはヒナがエサをもらう光景…?)
よく考えたらサ、
カラスだって子育てするよね。
スズメの親が、ビービー鳴き騒ぐヒナにエサをねだられて、
追い掛け回されてるのはよく見かけるけど、
カラスも同じなんだと、
妙に感心してしまった。
(最近ギャーギャーうるさかったのは、
エサをねだる、ヒナの鳴声だったわけね…。)
スズメと違って、全然可愛くない、
墓場の鬼太郎に出てきそうな、
けたたましくも大きな鳴声なので、
ヒナの声とは思いもよらなかったが、
よくよく見れば、
大きいのが1羽、
小ぶりな2羽をつれて行動している…。
今まで私が持っていた、
悪ガキ3羽ガラスのイメージは間違いで、
子育て中のおかあさんガラスとその子供達というわけだったのだ。
なるほど…。
子育て中のカラス一家にしてみれば、
ツバメのヒナ襲撃は、
初心者向きの格好の狩体験であり、
いい獲物。
ツバメもカラスも子育て中に変わりはなく、
自然ってこういうことなんだな…と、
あらためて思った。
物事の1側面だけを見て、
善悪の判断をする愚かさ。
人間の思うことなど、
大いなる意志と比べるなら、
欠陥だらけの未熟なものなのだろう…。
そして今日もまた、
カラスの親子は、
我が家のまわりで、
のんのんと悪事?を働きながら暮らしている。
相変わらず、うるさい。
日の出と共に、ぎゃーぎゃー鳴いている…
それも私のベット脇の、小窓近くで…。
どうも、
うちの2階のベランダや、屋根がお気に入りのようだ…。
そして驚くべきことには、
あの事件から、
もう1ヶ月以上は経つと思うのに、
まだ、口移しでエサをもらっている。
(カラスの子育てって長いのね…。)
(まだ、エサもらってるよ…。)
ご苦労さまだなぁと、その姿を見ていたら、
うちにも似たようなのが1匹いたのを思い出した。
うちのは、とうに20センチ以上も親より大きいのに、
まだまだ親に寄生する気、十分だ。
やれやれ…どこも親は大変。
だけどさ…、
そろそろ出て行ってもらえないかなぁ…と、
本気で思ってしまうこともある、今日この頃だ。