2 アイロンがけ
階段の途中で立ったまま、なぜだかアイロンがけをしている。
狭い踏み板の上でアイロンを滑らせているので、
当然とても作業がしづらい。
と、案の定アイロンが段から滑り落ちてしまった。
右手にだらんとぶら下がるアイロン。
不思議なことに、いつもより異様に重たい。
それを、ダンベルを持ち上げるごとく、
やっとの思いで引き上げて、作業続行。
そして終了。
やれやれと安堵した時突然閃いた。
(なぁんだ、アイロンを引き上げるのではなく、
洗濯物を、下の段に下ろせばよかったんだ!
そしたら、あんなに必死で力を使って持ち上げなくても、
アイロンがけ、続行出来たんじゃん!!)
※ ※ ※
人は物事を一方向から見すぎる。
そうすると、ちっとも出口を見つけられず苦悩することも…。
しかし、出口は実はたくさんあって、
視点さえ変えれば、いくらでも見つけられるものなのだ。
リラックスすれば、ドアは見つかる。
誰の魂も、常に【導き】をささやいているが、
聞こうとする者の耳にしか、それは届かない。
階段の途中で立ったまま、なぜだかアイロンがけをしている。
狭い踏み板の上でアイロンを滑らせているので、
当然とても作業がしづらい。
と、案の定アイロンが段から滑り落ちてしまった。
右手にだらんとぶら下がるアイロン。
不思議なことに、いつもより異様に重たい。
それを、ダンベルを持ち上げるごとく、
やっとの思いで引き上げて、作業続行。
そして終了。
やれやれと安堵した時突然閃いた。
(なぁんだ、アイロンを引き上げるのではなく、
洗濯物を、下の段に下ろせばよかったんだ!
そしたら、あんなに必死で力を使って持ち上げなくても、
アイロンがけ、続行出来たんじゃん!!)
※ ※ ※
人は物事を一方向から見すぎる。
そうすると、ちっとも出口を見つけられず苦悩することも…。
しかし、出口は実はたくさんあって、
視点さえ変えれば、いくらでも見つけられるものなのだ。
リラックスすれば、ドアは見つかる。
誰の魂も、常に【導き】をささやいているが、
聞こうとする者の耳にしか、それは届かない。