県内には、地域づくりのため活動している様々な団体があります。
これらの団体同士の情報交換や交流を促進し、地域づくり活動を推進していくため設立されたのが、
「みやぎ地域づくり団体協議会」です 仙南2市7町には仙南支部が置かれています。
仙南支部では、11月8日(火)に毎年恒例の交流会を開催しましたが、
今回は「視察編」としまして、午前中に行った視察の様子をご紹介します。
開催地は柴田町ということで、「プチ道の駅とみかみ」を視察しました。
元々は槻木小学校の分校だった校舎を活用し、直売所として地域の方々に親しまれています。
大正時代からある歴史ある建物です。赤い屋根の木造校舎が懐かしさを感じさせます
校舎の玄関部分が直売所になっていて、中に入ると当時のままの教室が残されています。
このあたりは富沢地区、上川名地区と呼ばれているため、両方の頭文字をとって「とみかみ」と名付けられました。
両地区で育った新鮮な野菜や花などが販売されています!
校舎の中を見学させていただいたあと、直売所の概要などについてお話を伺いました。
地域の方々が交代で店番をしながら運営していて、出荷のときには直売所に集まった人たちが
楽しくお話しながらお茶のみをするそうです。
地域のコミュニケーションの場としても大切にされているんですね!
また、視察後は車で5分ほどのところにある農村レストラン「縄文の幸」で昼食をいただきました
地域の野菜を使った盛りだくさんのメニュー!煮物や漬け物のほか、きのこの炊き込みご飯や
菊などの天ぷら、里いものコロッケ、具材たっぷりのお味噌汁も!!(写真を撮るのも忘れて食べてしまいました・・・)
特徴的だったのは、上の写真に写っている紫色の寒天。
こちらは、「金時草(きんじそう)」の葉を煮出した汁を使っているんだそうです。紫色が美しい!
また、寒天の右側にあるのは、えごまのお餅。こちらは水を一切使わずに、豆腐で作られているんです!
地域の方々の知恵が詰まった郷土料理をいただき、感動と感謝でいっぱいです
美味しい料理に舌鼓を打ち、この後交流会会場へ向かいました。
会の様子は、「交流会編」として後日投稿したいと思います!
今回あたたかく迎え入れてくださった視察先の皆様、本当にありがとうございました。
皆様もぜひ、「プチ道の駅とみかみ」と農村レストラン「縄文の幸」に行ってみてくださいね
プチ道の駅とみかみ
営業日時 毎週火・木・土・日曜日 午前9時~午後3時(1月から3月までは午前9時~午後1時)
所在地 柴田郡柴田町大字富沢字青木町6番2
農村レストラン「縄文の幸」
営業日時 完全予約制(8人以上での予約が必要です。詳しくはこちら)
所在地 柴田郡柴田町上川名舘山67-3
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地方振興部 A.H