大河原農業普及センター管内のりんご栽培面積は約48ha(平成30年)で,生産者の高齢化により減少傾向にある中,白石市,大河原町,丸森町の果樹園4戸の若手後継者が技術交流を図りながらりんご栽培に取り組んでいます。
今回は,令和2年5月27日に,白石市のりんご園で,若手後継者の技術向上と情報交換を目的に摘果講習会を開催しました。当日は,摘果の目的,方法,品種別の栽培ポイントなどについて説明した後,要点を確かめながら実際に摘果を行いました。
今回の講習会は,自園の摘果を見直す良い機会となったほか,今後の活動について「先進地を視察したい」等の意見が出るなど,技術向上への意欲も感じられました。
りんごの収穫は,9月から見込まれ,贈答販売や直売所でも購入できます。
農業振興部 S・H
りんご若手栽培者摘果講習会