去る2月4日,宮城県大河原合同庁舎を会場に「宮城県米づくり推進大河原地方本部担当者会議」を開催しました。
本会議は,仙南地域において高品質・良食味米の安定的な生産により宮城米の評価向上に取り組むために,関係機関で取組方針等を検討し,稲作経営の安定化を推進するために開催したものです。
今回は農業改良普及センターから令和2年産水稲の作柄について調査データを示しながら報告するとともに,令和3年産水稲の技術対策として「晩期栽培,晩生品種の作付や直播栽培によるリスク分散及び品質向上」等について取り組むことを検討しました。
また,関係機関からは,多収穫米の取組など特徴的な動き等について,情報提供いただきました。
令和3年産においては,本格デビュー4年目となる「だて正夢」の作付けが更に増加する見込みであることや,市町における地域ブランド米の取組が進んでいること等も踏まえ,さらに売れる米づくりを推進していくことを確認しました。
今回の検討結果を踏まえて3月に開催予定の「宮城県米づくり推進大河原地方本部」で「令和3年度仙南地域米づくり推進方針」を決定することとしています。
令和3年産も良質米の安定生産に向けて関係機関一丸となって,取り組んでいくことを確認しました。
農業振興部 G.E.