2月25日(土)、丸森町舘矢間まちづくりセンターで
「みやぎ県南地域づくり実践塾 伊達ルネッサンス塾」(以下、略して伊達ルネ)の
第3期最終発表会が開催されたので、聴講してきました
伊達ルネは、「地域でなにかやってみたいけど、何からはじめたらいいの?」という想いを持った人たちが、
「自分は何ができるか、何をしたいのか」を半年間かけて考えて、自分が描く理想の未来に向かって進む道を見つけ、
チャレンジできるようになるための塾です。
震災から3年後の平成26年、地域で力強く生きていける若者達とつながり合い
共に育ち合える場をつくろうという想いから発足され、角田市、丸森町、山元町を中心に活動を展開されています。
今回の最終発表会では、3期生の7人の塾生さんが、半年間じっくりと
自分と地域に向き合ってつくりあげた「マイプラン」が発表されました
発表されたプランは・・・
仕事の関係で山元町へ移住し、知らない土地で初めての一人暮らしに苦闘しながらも、
町の方々と協力して観光資源を活かした「スタンプラリー」を企画された方。
里山ボランティアや農業系出版社での経験から、地域の魅力はそこに住む人・つながりであると感じ、
地域の人とつながり地域の自然を活かして、日々の暮らしを楽しむ手づくりグループを育てようとする方。
地域活動をやりたいと考えながらも、友達との遊びや自分の生活も充実させたい、という葛藤の中で
「今できなくても、やりたいことは頭にストックしておける」、今は自分らしくでいいのだということに気づいた方。
自分の好きなことで、地元山元町で何かをやりたい!と試行錯誤し続け、偶然の出会いから
趣味の「占い」で活動できることになり、地元へ帰るきっかけを得ることができた方。
これまで様々な地域活動に参加してきたけれど、今後どう進んでいったらいいのか?と1年以上考え続け、
これからは自分が人の背中を押せるように「私立地域活動サポートセンター」を設立すると決めた方。
などなど・・・塾生の方々の熱い想いを聴いて、大変良い刺激を受けました。
発表されている方々の表情が皆キラキラと輝いていて楽しそうで、伊達ルネをとおして
本当に素晴らしい時間を過ごされたんだなぁ、と伝わってきました!!
地域づくりや地域活動というと、なんとなくハードルが高くて、とてつもなく体力がいるように思えて、
何か想いを抱えていても「きっかけがない」「自分にはできない」と感じてしまうこともあります。
ですが今回の発表を聴いて、まず小さな事からでも、自分や地域と向き合ってみることが
大事なのかもしれない、と考えさせられました
私も塾生の方々のように、少しずつ、想いを整理できるようになれたらいいなぁ~と感じた一日でした
こちらもご覧ください
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地方振興部 A.H