ウエンツ「ポンキッキ」にレギュラー出演
人気ユニット「WaT(ワット)」での音楽活動やバラエティーで人気のタレント・ウエンツ瑛士(20)が、リニューアルスタートするフジテレビ系子供向け番組「ポンキッキ」(4月7日スタート、金曜・後3時)にレギュラー出演することが29日、分かった。ウエンツ自身もずっと見ていた番組で「楽しさを伝えたい。身近に感じてもらえるように頑張ります」と意気込んでいる。
WaTとしてのステージやバラエティーまで幅広い顔を見せる注目株が、“ウエンツお兄さん”になる。73年に「ひらけ! ポンキッキ」としてスタートしてから33年。4月から装い新たにスタートする長寿子供番組で、ウエンツは“タレント”としては唯一レギュラー。ガチャピン、ムックのおなじみのキャラクターと一緒に、番組を盛り上げることになった。
中村雅一プロデューサーは「子供から大人まで、幅広い層から人気があるのはもちろんですが、子供向けの番組だけに知名度だけではダメ。信頼度の高い、まじめなキャラクターがぴったり」と起用理由を語る。ウエンツ自身も「学校に行く前にいつも見てました。あこがれの番組ですね」と思い入れも深い。
小学校のころに歌のコーナーで1度だけ出演したこともあり「その時も楽しかったけど、一緒に楽しめる雰囲気を伝えていきたい」と意気込んでいる。
番組では「ウエンツのママとはじめてクッキング」のコーナーを担当。一般家庭に訪問し、普段ママが作っている家庭料理を、子供たちと一緒に作るというコーナーだ。子供たちにとっては“初めての挑戦”を、ウエンツがサポートすることになる。ほかにも子供とふれあうさまざまな企画が進行中だ。
「基本的には子供好き。今すぐにでもほしいくらい。子供たちに会えるっていうのがうれしい」というウエンツ。「気楽に話しかけてもらえたり、後ろからつっつかれるような、そんな存在になれれば」と子供と一緒にじゃれ合うような親しみやすい一面も見られそうだ。
このほど、ある公園で行われたPR映像の収録では、子供たちから「ウエンツ! ウエンツ!」と大喜びされるだけでなく、母親たちも大興奮。子供たちとともに、ママ世代の注目を集めることにもなりそう。「学ぶことの方が多いです。子供の目線を取り入れていきたい」。番組とともに成長していくつもりだ。