SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

いまだに語り継がれる試合

2013-03-02 17:11:41 | ボクシング/格闘技
ボクシングの魅力に出会い、

数々の名勝負を観て来ました。

18歳でファンになったのだから、

かれこれ22年。

早いものであります。


様々な名勝負といっても、一戦一戦ドラマがあります。

そんな名勝負の中から、一戦だけ選ぶのは無理ですが、

未だにあの日の興奮が、蘇る試合があります。


WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦

『シリモンコンVS辰吉丈一郎』


タイの若きチャンピオンに挑む辰吉。

限界説が囁かれ始めていたのも事実だし、

この頃から両足揃ってパンチを貰ってしまう癖が

随所にでていた。

この日もチャンスの後にピンチが訪れ、

劣勢にたたされてしまう。

『やはりダメか?』

私も心のどこかで、そう思いかけた瞬間、

KOに結びつく“あのパンチ”が炸裂したのであります。


恐らく無意識のパンチではないでしょうか!?


大振りではなく、

コンパクトに鋭く、速く打ち抜くコンビネーション。

この試合の為だけではなく、

15歳で岡山から大阪にやってきて、

毎日毎日、ひたすら強くなる為に、

世界チャンピオンになる為に、

サンドバックやミットに撃ち続けたパンチではないだろうか。

そう思わせるパンチだった。


興奮して、長男を抱えながら発狂したのを思い出す。


ビックリした長男は泣きながら

「もうパパとはボクシング観ない」

と言ってたっけ(苦笑)







この試合でチャンピオンになった辰吉は、

2度防衛に成功し3度目の防衛戦で、

あの『ウィラポン』と戦うのである。


散り方もまた壮絶だった。


何階級制覇とかも大事でしょうが、

やはりファンに語り継がれるような試合が、

プロとして大事なのではないか。

結果、それが複数階級制覇や、他団体の統一に

結びつくのが、ファンとしての理想だろう。


4月は世界戦ラッシュです。

果たして語り継がれるような世界戦はあるのでしょうか。



ファンとしては期待しながら、TVや会場に足を運ぶのです。










コメント
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