歩み始め

今年は長男、次男ともに受験。

長男は大学、次男は高校へ。


１０年前、

『俺が４０才の時、Ｗ受験で大変だな～』

なんて言ってたのがもう今年。

時間の流れって、

相変わらず早いもんである。



先日、

家族で夕飯を食べている時に、

将来の進むべき道について話をしてみた。


『こういう仕事につけ』とか、

『こういう学校へ行け』とかではなく、

教えておきたいことは一つだけ。


『自分が選んだ道にしか進まないんだ』

ということ。


いや、

進めないといっても過言ではないかな。



その場の流れや行き当たりばったりで、

人生の選択をしていると、今思い描いているような、

人生は送れないこと。

充実した人生を選びたいなら、そういう方向へ選択しなければ

そこには決して辿り着かないということ。


自分がその当時気がつかなかったことを

後悔しているのと同時に、

途中、気がつかせてくれた人や、

本当に大事なもの、大切な人との出会い方などを、

自分に言い聞かせるように話した。



高校３年生の長男は、

言われていることが解っているようで、

大枠の方向は考えている様子。


『歩み始めたな』と実感。




次男坊はこわばった表情でお父さんを見ている。


『お父さん、何言ってんの？』

とでも言いたそう。


『まだ子どもだな・・・』と実感。



『お前は高校でも剣道頑張れ！』

とだけ伝えた。



そんな次男坊の部活動も、

もうすぐ終わることになる。


一段落してどういう風に歩み始めるのか！？


それはもう楽しみである。