SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

立つんだJOE

2017-08-23 08:47:27 | ボクシング/格闘技
心躍らせながら後楽園ホールへ。

この日のメインイベント「田之岡ジョー」選手の応援。




これまでの人生で繋がった人や培った人間関係が,

この日はゴチャ混ぜになったかのように、

色んな人と再会したり出会ったり。


これも全てジョー君のおかげ。



〔仕事を片付けて後楽園ホールに向かう〕


新大久保のクライアント様にて打合せをして、

そこから赤坂見附まで納車業務。


足早に電車へ乗り込み、

後楽園ホールのある水道橋駅へ向かった。

お盆休み中は、パッとしない天気が続いていた。


気温も上がらずこのまま夏が終わってしまうのかと思っていたが、

この日は残暑と呼べるような暑さが戻ってきていた。


しかも、まとわりつくような暑さだ。

大きなリュックを背負った僕の背中は

すでに汗で気持ちが悪い。


『現地でJOEの応援Tシャツに着替えよう』


水道橋駅に到着し、

ホールに向かうスロープ坂を駆け上がる。

少しずつ熱気を帯びてきている様に感じたが、

それは恐らく自分の気持ちの高鳴りだったのだろう。


開場少し前に到着。


まずは景気付けに、

ひと勝負といこうじゃないか!



もしかしたら、この熱気だったのか?(笑)

手堅く枠連で勝ち、

続々と集まった仲間にハイボールを振る舞う。

これも一種の景気付けってやつだ。



今回の対戦相手は『パンチ山下』という愛称で呼ばれている人気ボクサー。

もちろん僕は事前のチェックもしてるし、

強い選手なのも重々知っている。

そして、

この選手にも負けられない理由もあり、

また、負けられないドラマがあるのだ。


しかし、しかしだ…


この両者は一度拳を交えている。

そして、前回の戦いではジョーが勝っている。

まあ、この時点で色々と言いたいことも有るが、

そこのところは後半に書くことにしよう・・・



メンバーが揃ったところで、いざホールへ入場。



すでに他の階級のユースタイトル戦が始まっている。

お世話になった社長さんや、

ジョーのお父さん、関係者に挨拶を済ませて試合観戦。

ふと、

リングサイドを見ると『ヤセ騎士さん』がいた(笑)



出場選手の戦績紹介やラウンドの声出しをしていた。

そして、

ニュースでも取り上げていたヨネクラジムの最後の試合も行われ、

異例と言われた『10カウントコング』が鳴らされた。

功績ある選手の引退セレモニーで行われるのだが、

ジムの閉鎖によるものは初めて聞いた。


けど、

個人的にはまったく違和感などなかった。



これからは大橋ジムを筆頭に、

ヨネクライズムを引き継ぐのだろう。



〔いざ運命のゴングが鳴らされる〕


メインイベント前にJOEの応援Tシャツに着替えて僕も臨戦態勢に。



rscのナイスなデザイン。

これなら格闘技観戦の時以外でも着れるね。


いよいよメインイベントが始まった。


相手のパンチ陣営はのぼり旗で盛大に応援していた。

ジョー陣営はお揃いのTシャツは着ていたが、

のぼり旗がないし、正直少しまとまりに欠けていた。


(ピンボケでゴメン)

サウスポーのジョーに対してオーソドックスのパンチ山下。

KO率を見ても判るが山下はハードパンチャー。


距離を詰めたい山下と、そうはさせたくないジョーといった展開



この写真の前にジョーが良いタイミングで左を当てた。

『よし、良いリズムだ!』

そう思った時・・・


ほんの一瞬。

その刹那。


低い体勢から距離を詰めた山下の右フックに、

ジョーがダッキングで避ける!


はずだった。

ボディショットと思わせてのフェイント。


長谷川穂積がジョニゴンに貰った一発を思い出した。


『これは立てないだろう』


でも、ジョーは懸命に立とうとした。

糸の切れた人形のように、

プツンと切れた操り人形のように倒れてしまったけれども…


『立つんだジョー!』


心の中では叫んでいたかもしれない。

だけどそれが無理なのは判っていた。


1R52秒でKO負け。


山下の見事な勝利だった。


だけど、

だけど、

勝利者インタビューで、あの言葉はいかがなものか。

チャンピオンを目指しているなら尚更ダメだ。



試合前は何を言っても構わない。

しかし、

試合後には相手をリスペクトしてほしい。

ボクシングは地下格闘技でもなければ喧嘩でもないのだから。


ジョーの応援をしていたからというのもあるけど、

実はこの手の類いのことは、

ボクシング以外でも感じていること。


とはいえ、

山下選手おめでとう。

防衛するより日本、東洋、世界と獲ってくれ!



とっても残念な気持ちと、

インタビューでのモヤモヤを引きずりながら池袋へ。




美味しい肉料理を堪能して帰宅の徒へ。


‘たのじょう’お疲れ様。

またリングに上がるのならば何時でも応援するよ。















コメント
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