SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

進路変更

2018-11-20 11:10:53 | 雑談
長い人生、

進路変更なんてよくあること。


だけど、

大きな変更が伴う事を嫌う人はいる。


そりゃ、

先の見えない道を選択する勇気や、

覚悟が必要になることに不安を持つのは当然だろう。

だからこそ、

我が子には“安定”を望む親が多いのだ。



・・・・



数ヶ月前のこと。

仕事上で関わっている僕の担当者の話。

「私、この仕事が向いているのか判らない」

唐突にこんな質問?想い?を投げかけられた。


業務上の担当者なのだから、

殆どの場合、

自分の意見やプライベートな話題なんて無く、

坦々と業務を遂行するのが、

今では常識となっている。
(一昔前はノミニケーションしてたっけ)


新卒社員の彼女は僕の子ども世代。

そんな年齢関係からか、

僕がPTAやらやっていたお陰で話しやすかったのか判らないけど、

会社では決して言えない様な話をしてくれた。


大学を出て一般企業に就職し、

両親も安心してくれたそうだ。


だけど、

沸々と自分の中に芽生えてきた『教師になりたい』という、

子どものころからの夢。

抑え込もうとすればするほど、

その思いは大きく、強くなってきていたらしい。


『答えは出てるじゃん』

『自分に嘘はついちゃだめだよ』


これまでの自分の経験や、

30歳過ぎてから高校へ入学した話、

今でも放送大学で学んでいることなど、

そんなアドバイスをしたのが数ヶ月前。


だけど、

その時の彼女は、

「だけど親が・・・」って濁してた。




・・・・



それから数ヶ月。

今日、

晴れやかな表情でうちの会社に来てくれた。

『土屋さんのお陰で吹っ切れました~』


そう言ってくれたけど、

本当は相当悩んだだろうね。


だけど、

結局、最後は自分の人生なんだから、

自分で選択しなきゃならない。

それが覚悟に繋がるのだからね。


『ご両親はなんて言ってくれた?』

って聞いてみた。


やっぱり素敵な応えが返ってきたみたい。

親ってそんなもんだよ。



そうとなれば行動も早くて、

今月末で退社し、教育関係のところでアルバイトしながら、

通信教育で残り必要な単位を取得するそうだ。


まだまだ20代前半なんだから、

遅いなんてあるはずない。

って、

大人はそう思うよね。



だけれども、

学生から就職という既定路線から外れることに、

当事者は勇気がいることだっただろう。


そんな勇気ある行動を選択した彼女に幸あれ!



また一人、

心の中で応援する人が出来てしまった。


でも、

それは同時に、

僕の人生を豊にしてくれる事だと思う。


それって嬉しいことだよね。











コメント
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