たんぽぽ組(1歳児)
入園式から、あっという間に一年が経ちましたね。
4月当初は涙を見せる場面がたくさんあった子ども達も、”パパやママがちゃんとお迎えに来てくれる”ということを理解すると、少しずつおもちゃに興味を見せたり、保育者やお友達に近寄ってみたりと、落ち着いて過ごすようになりました。
そして気がつけば、毎日が子ども達の笑顔が溢れる日々に
お友達や保育者の名前を呼ぶようになったり、触れ合いをもったり、たくさん体を動かせるようになったり…。お迎えの時間になっても「まだ遊びたい!」「帰らない!」という姿からは、保育園での時間を楽しんで、そして安心して過ごしてくれている様子が伝わってきて嬉しくなりました。
年度の後半に入り、成長と共に自我が芽生えてくると、気持ちのぶつかり合いも見られるようになりました。しかし、ぶつかった時の感情を長引かせず、ふとしたきっかけでお友達とまたすぐに笑い合えるのは子ども達の凄いところですね
また、お友達や保育者の心配をしたり、気にかけたりするなど、まだまだ小さいながらも優しさや思いやりが感じられる場面もあり、体だけでなく心も育っていることを実感する日々でした。
保育園生活のスタートの時期に、子ども達の成長をそばで見ることができ、私たちにとっても本当に幸せな一年間でした。すみれ組さんでの一年も、さらにたくさんの成長を見せてくれることと思います。楽しみですね
保護者の皆様にはたくさんのご協力、ご理解をいただきまして、本当にありがとうございました。
すみれ組(2歳児)
4月から7名の子ども達といっしょに始まりました。
まだ小さくて、心も言葉も辿々しかったすみれ組さん。
自己主張をするようになって思い通りにならなくて、泣いたり、怒ったり、イライラしたり色々な葛藤を乗り越え少しずつ言葉で自分の気持ちを伝えるようになってきました。
その姿からお友達に思いを上手に伝えて、相手の気持ちにも気付けるようになってきました。「ありがとう」「こうやればいいんだよ」と仲良く遊ぶ関わり方や優しさを知りました
今では、保育者も安心しながらこども達の姿を見守ることができて成長した姿に驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです。
興味・関心が芽生え、こども達の「どうして?」「なんで?」等の疑問をみんなで調べたり体験する活動を
行なってきました。失敗や試行錯誤をすることで発見や面白さ・楽しさをしることができましたね
4月からは「幼児」さんの仲間入りで楽しい活動がたくさん待っています。
より、パワフルに、思いやりのあるお兄さん・お姉さんになるのを楽しみにしています。
保護者の皆様、至らない点があったかと思いますが温かく見守って下さりありがとうございました。
1年間ありがとうございました。
ひまわり組(3歳児)
はじめは新しい環境にとまどい、まだまだ自分の気持ちを伝えたりお友だちと話し合ったりすることも難しかったひまわりさんですが、今では「今日は何をして遊ぼうか」と問いかけると、
「公園でボール遊びしたい!」
「あそこの公園に行きたい!」
とこれまでの遊びを思い出しながら自分の気持ちを伝えることができるようになりました。
でも、「あそこは遠いよ」「別の場所がいい・・・」という声が出てくることもあります。
そうすると、今、時計の針はどこにあるか、明日はこういう予定だよ、あそこならこういうこともできるね、
など、時間や予定、これまでの経験を振り返って、「じゃあ、こうしよう!」と先を見ながら、他の意見も聞いて決定していく力を持てるようになりました。
今年のひまわりさんは、数字がとっても好きです。
時計の針を見て、次にやることが自分でわかるようになりました。
日にちカレンダーをめくって、
「ひまわりさんはあと2日、そのあとはゆりぐみさん」とみんなでひまわりぐみでの日々を懐かしみ、次のゆり組を期待しています。
四季折々を一緒に過ごして、仲間と一緒に変化に気づいたり発見を楽しんだりしてきました。
時には思いをうまく伝えられなかったりお友だちと気持ちが行き違いになったりして、泣いたり怒ったりすることもありましたが、一つ一つが貴重な経験です。
これらの経験を通して、自分の気持ちをみつめ、相手の気持ちを考えたりする力になっていくと思います。
こういう毎日を送って、ひとりひとり、一年前のちいさいひまわりさんから心も体もぐんと成長しました。
まだまだどんどん伸びていくみんな、失敗をしても何度もチャレンジしていく強さのもとは、この一年でずいぶん大きくなったはずです。
自信を持って、進級していってくださいね!
ゆりぐみ(4歳児)
4月の頃は、まだ幼さも残っていたゆりぐみさん。
さくらさんと一緒に生活する中で、たくさんの刺激を受け、ちょっと自信のないことにもチャレンジしたり、
教え合うことで出来ることをたくさん増やしてきました。
お互いの話をしっかり聞くこと、自分の考えや気持ちを言葉で伝えることを大切に日々関わる中で、
友達と意見が食い違っても、相談して何とか自分たちで解決しようとする姿も多く見られるようになりました。
また、年明けからは、ひまわりさんと過ごす機会も多くなりましたが、今度はさくらさんから教えてもらったことを
ひまわりさんに教えてあげたり、優しく気遣ってあげる姿にとても成長を感じています。
4月からはさくらぐみ。これまで身につけたたくさんのことを生かしながら、最年長さんとして
楽しく、逞しく過ごしていくことを楽しみにしています。
最後になりましたが、一年間、至らないところも多々あったかと思いますが、暖かく見守っていただきまして
ありがとうございました。たんぽぽさんの時とはまた違った、成長した子ども達と一緒に過ごせたことが
本当に幸せです。
さくら組(5歳児)
年長児になり、さらに逞しく成長した1年間でした。
就学前最後の貴重な1年間、さくら組のみんなとたくさんの思い出を作ってきました。
話し合いをテーマに、毎日色々なことをクラスで話し合ってきました。
その中で、自分の思いを他者に伝える力や話を聞く力、自分の思いだけでなく他者にも思いがあること、
自分の思いと他者の思いをどうやって折り合いをつけるか・・・
様々なことを考え、人間関係も学んできたと思います。
今じゃ保育者が介入することなく子ども同士で話し合いをし、よりよい方法を考えられるようになりました。
すごく成長したなと見守る日々です。
また運動会を通して、挑戦する心も育ちました。
何に対してもやってみよう!という気持ち、最初はできなくても努力をすることでできるようになることもたくさんありました。
その気持ちを忘れずに、自信をもって小学生になってほしいなと思います。
保護者の皆様、これまでの5年間、たくさんのご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
みんなと過ごした、楽しい日々は保育園にとって宝物です。
これからもみんなのこと応援しています。いつでも顔を見せに来てくださいね
2021年度、子ども達とかけがえのない楽しい毎日を過ごすことができました。
保護者の皆様のご理解とご協力に心から感謝致します。