恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第十九章 告白~NO.29~
カーテンを閉め忘れた、朝日のまぶしさで目が覚めた。
いつのまにか眠ってしまったらしい。ソファーから起き上がろうしたとき
俺は、そのソファーの横で百合菜がうずくまっているのが見えた。
「松井さん!大丈夫?」
「あ・・松岡君、おはよう。私・・・・ごめん。」
「ん?なんで謝るの?」
「っていうか・・・ありがとう。介抱してくれて。」
「介抱だなんて、家に連れてきて、横にならせただけだよ。俺は、何もできなくて」
「ううん。あのまま街に放り出されたら、どうなっていたか・・・私」
「バカだな・・・酔った大事な人を一人きりにできるはずないだろう・・・」
俺は、唐突に口から飛び出した言葉に一瞬びっくりした。
百合菜は、下からすくうように俺を見ると少し微笑んで言った。
「松岡君優しいね。本当にありがとう。」
少しうるんだ瞳は、俺を真っ直ぐに見つめていた。まるで俺の心を射抜くように。
俺は、そんな百合菜が愛おしくて、かわいくて思わず抱きしめていた。
「ま・・・松岡君・・・何・・・?」
「黙って・・・・」
俺は、折れそうなほど華奢な百合菜の体を、まるで壊れ物でも扱うようにそっと抱きしめた。
「俺・・・・松井さんを救いたい。俺じゃ、役不足かも知れないけれど・・・
少しでも君の悲しみを癒すことができたら・・・・」
百合菜の体は、小刻みに震えていた。
「む・・・無理だよ。私・・・男の人とつきあうなんて・・・だって」
俺は、そっと百合菜を自分から離すと、両肩に両手をおいた。
「わかっている。男が憎い・・・お姉ちゃんを殺した男の性(サガ)が憎い」
「ううん・・・違う。そりゃ、お姉ちゃんの相手の男は憎いけど・・・というか、松岡君だって、普通の正常な男子であって、私は、昨日も話をしたとおり」
といい、下を向くと百合菜は言った。
「それに・・・松岡君、昨日、私があんな話したから同情しているだけだよ。」
「違う!松井も知っているとおり、俺は、元カノにふられたばかりで、こんなこと言ったら都合がいいようにとられるかも知れないけど、俺、本当に、昨日のお前の涙を見て、こいつのこと守りたいって心から思ったんだ。それに・・・
俺は、別に体の関係を求めたくて松井にこんなこと言っているわけじゃなく。
とはいえ、俺達も、まだ入社したばかりだから、今すぐ結婚しようとかそういう約束も
できないし・・・」
俺は、自分でだんだん何を言っているかわからなくなってきた。
百合菜の気持ちを確かめる余裕もなく、両手で百合菜の肩をつかんでいた。
~NO.30へつづく~↓
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/8e00b04502b0196a9284525c470cfcd5
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俺は、そのソファーの横で百合菜がうずくまっているのが見えた。
「松井さん!大丈夫?」
「あ・・松岡君、おはよう。私・・・・ごめん。」
「ん?なんで謝るの?」
「っていうか・・・ありがとう。介抱してくれて。」
「介抱だなんて、家に連れてきて、横にならせただけだよ。俺は、何もできなくて」
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「バカだな・・・酔った大事な人を一人きりにできるはずないだろう・・・」
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百合菜は、下からすくうように俺を見ると少し微笑んで言った。
「松岡君優しいね。本当にありがとう。」
少しうるんだ瞳は、俺を真っ直ぐに見つめていた。まるで俺の心を射抜くように。
俺は、そんな百合菜が愛おしくて、かわいくて思わず抱きしめていた。
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「黙って・・・・」
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「む・・・無理だよ。私・・・男の人とつきあうなんて・・・だって」
俺は、そっと百合菜を自分から離すと、両肩に両手をおいた。
「わかっている。男が憎い・・・お姉ちゃんを殺した男の性(サガ)が憎い」
「ううん・・・違う。そりゃ、お姉ちゃんの相手の男は憎いけど・・・というか、松岡君だって、普通の正常な男子であって、私は、昨日も話をしたとおり」
といい、下を向くと百合菜は言った。
「それに・・・松岡君、昨日、私があんな話したから同情しているだけだよ。」
「違う!松井も知っているとおり、俺は、元カノにふられたばかりで、こんなこと言ったら都合がいいようにとられるかも知れないけど、俺、本当に、昨日のお前の涙を見て、こいつのこと守りたいって心から思ったんだ。それに・・・
俺は、別に体の関係を求めたくて松井にこんなこと言っているわけじゃなく。
とはいえ、俺達も、まだ入社したばかりだから、今すぐ結婚しようとかそういう約束も
できないし・・・」
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