恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第三部第十四章「告白」~NO.69~
高井がいきなり、テーブルの上に所在なく置いてあった私の両手をその大きな手で包んだ。
私は、自分の手をひっこめようとしたが、高井のまなざしがあまりにも熱く、そして瞳の中にさみしい揺らぎが見えたため、そのままひっこめることができなくなった。
「松井。この間のことは悪かった。」
高井のいきなりの謝罪に私は一瞬あっけにとられた。
「俺・・・・いつの間にか、松井のことが好きになってしまったんだ。」
「た・・・高井君・・・・?」
「どういう経緯であれ、お前をこの腕で抱けた時は、本当にうれしかったんだ。でも、俺、女性の前で正直になれるような性格じゃなくて、お前を傷つけることを言ってしまって。」
私の手を包んだ手に力がこめられる。
「俺、お前と松岡がつきあっているなんて知らなくて。まぁ昔から仲がよかったから、ヤキモチはやいていたけど。知らなかったから、俺、あの時、お前に誘われて・・・」
目の前にいる高井は、いつもの居丈高な男とは別人のようだった。
「な・・・中森さんは?中森さんとつきあってるんじゃないの?」
「あいつには、遊ばれただけさ・・・俺が高井工機の跡取り息子だから。
今は、渡部に夢中だよ。」
というと、高井の瞳によりいっそう深い翳りが感じられた。
「俺、お前が好きだ。このプロジェクトが成功したら、俺と結婚してほしい。」
高井は、熱を帯びた瞳で私のことをじっと見つめながら、一度離した右手を私の手に重ね、なにか、小さな箱を私に渡した。
「こ・・・・これは?」
**第三部第十五章「指輪」NO.70へつづく**
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高井がいきなり、テーブルの上に所在なく置いてあった私の両手をその大きな手で包んだ。
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今は、渡部に夢中だよ。」
というと、高井の瞳によりいっそう深い翳りが感じられた。
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高井は、熱を帯びた瞳で私のことをじっと見つめながら、一度離した右手を私の手に重ね、なにか、小さな箱を私に渡した。
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