恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第四部第六章「最低」NO.85
待ち合わせの場所は、都内の洋風レストランの個室だった。
中森は、先に来て待っていた。
中森の顔を見て、俺は、動揺を隠せなかった。
その目は、泣き腫らしたように赤く、頬は少し腫れていた。
「ごめんね。こんなところに呼び出して・・・・・でもこの顔じゃ、個室じゃないと人の目が気になって。」
「あ・・・あぁ・・・・」
すでにテーブルの上にはいくつかの料理とビールのピッチャーと赤ワインが並んでいた。
給仕のための店員を少しの時間遠ざけておきたかったからであろう。
「で・・・話って」
「昌樹が、松井さんに結婚を申し込んだのは、知っているよね。」
やっぱりその話か・・・・・
俺は、内心少しうんざりしながら中森に訊いた。
「あぁ。昨日の同期の内示祝いで聞いたよ。」
「松岡君と松井さんって付き合っていたんだよね?」
きっと高井から聞いたのであろう。俺は、動揺もせず、冷ややかに言った。
「・・・で、俺にどうしようと?高井と松井を別れさせろっていう依頼かい?」
俺は、少しいらだち始めた。もう俺たちの恋路を誰にも口だされたくなかった。たとえ、百合菜をこの腕に取り戻せなかったとしても。
「昌樹は・・・・高井は、悪魔のような、最低な男なの。そんな男に彼女とられていいの?
」
「高井と君の間に何があったかは、知らないけど、もう俺のことはほっといてくれないか?」
「私と昌樹は、付き合っていたの・・・・知ってるよね。でも、松井さんと婚約をする・・・しようとして私の存在が邪魔になった、高井が私に何をしたと思う?
元々、松井さんが処女だって話を昌樹に教えたのは、私。
それであいつは・・・・・・」
そこで言葉を切ると中森は、下唇をかみ締めた。
俺は、想像していなかった中森の話に、気持ちがグラっと揺れ動き始めた。
**第四部第七章「呼び出し」NO.86へつづく**
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待ち合わせの場所は、都内の洋風レストランの個室だった。
中森は、先に来て待っていた。
中森の顔を見て、俺は、動揺を隠せなかった。
その目は、泣き腫らしたように赤く、頬は少し腫れていた。
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すでにテーブルの上にはいくつかの料理とビールのピッチャーと赤ワインが並んでいた。
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「で・・・話って」
「昌樹が、松井さんに結婚を申し込んだのは、知っているよね。」
やっぱりその話か・・・・・
俺は、内心少しうんざりしながら中森に訊いた。
「あぁ。昨日の同期の内示祝いで聞いたよ。」
「松岡君と松井さんって付き合っていたんだよね?」
きっと高井から聞いたのであろう。俺は、動揺もせず、冷ややかに言った。
「・・・で、俺にどうしようと?高井と松井を別れさせろっていう依頼かい?」
俺は、少しいらだち始めた。もう俺たちの恋路を誰にも口だされたくなかった。たとえ、百合菜をこの腕に取り戻せなかったとしても。
「昌樹は・・・・高井は、悪魔のような、最低な男なの。そんな男に彼女とられていいの?
」
「高井と君の間に何があったかは、知らないけど、もう俺のことはほっといてくれないか?」
「私と昌樹は、付き合っていたの・・・・知ってるよね。でも、松井さんと婚約をする・・・しようとして私の存在が邪魔になった、高井が私に何をしたと思う?
元々、松井さんが処女だって話を昌樹に教えたのは、私。
それであいつは・・・・・・」
そこで言葉を切ると中森は、下唇をかみ締めた。
俺は、想像していなかった中森の話に、気持ちがグラっと揺れ動き始めた。
**第四部第七章「呼び出し」NO.86へつづく**
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