序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

偲ぶ会

2014-09-22 16:33:41 | 舞台
9月20日母を偲ぶ会が北海道釧路市のキャッスルホテルで行われました。

母は8月16日に他界しました。

その時釧路は盆踊りの真っ最中でした。

釧路の目抜き通り一杯を使って行われる盛大な盆踊りは半世紀前に母が始めたものでした。

母は花柳流の師範でした。

花柳寿登芳(はなやぎじゅとよし)。

母の残した盆踊りをやり遂げる為に密葬し、偲ぶ会を改めて行ったという訳です。



彼女は稀代の踊りの名手でした。

流派を超えて稀有な存在の舞踊家でした。

その人を魅了してやまない舞は、私を触発し、彼女の会の構成演出を1986年~2006年の間20年に渡り担当しました。

この事は私の誇りであり、これから私が進んでいく芝居の道の大きな里程標です。



私はあなたの息子である事を胸を張って言いたい。

でもまだまだそれを成し遂げるのには険しい道がまっています。

でもね、負けませんよお師匠さん。

あなたの息子ですから。

観ていて下さい。

合掌。

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