序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

第二次ワーク終了

2012-02-09 17:46:21 | ブログ

第23回公演第二次オーディション&ワークショップが終了しました。

今回は二週間五回で行いました。

参加者が少人数だった為、より実戦的に二人芝居を3本。

それぞれ参加者の力量に合わせて選び演じてもらう事にしました。

今回の参加者はすでに本公演出演が決まっている為、私は彼らの役創りの過程を個別的にチェックしようと思ったわけです。

そして終了しての結論は・・・決して満足の行くものではありませんでした。

私は演技の出来でモノを言っているのではありません。むしろそんな事はどうでもいいのです。

私が見ているのは五回の稽古場に出された演技そのものではなく、二週間の芝居との関わりをみていたのです。

「台詞をどう言おうなどと考えてはいけない、その前に、台本の書かれて有る事を読み取って芝居が始まる前の自分創りを・・・」

このフレーズを私は口が酸っぱくなるくらい言って来ました。

それがこの二週間、どの様に実践されているかを見ていたのです。

これは劇団芝居屋の芝居創りの原則です。

その原則をまだ理解できないでいるものが若干名いました。

大きな課題が見つかりました。

そういう意味で云えば収穫があった二週間五回の稽古でした。


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