スマイルマミーの仕事は、一人暮らしのサラリーマンや老人の家事代行が主だが、最近では核家族化という家族関係の変化に伴い、結婚式の友達代行や親せき代行などの仕事も増えて来たのである。
今日も結婚式の代行業務数パターン依頼があり、スマイルマミー単独では揃えきれなかったので、日頃懇意にしている便利屋三郎に助っ人を頼んだのであった。
三郎は親戚夫婦の夫役。
三郎が連れてきた村山実子は、新婦の友達役であった。
実子はこの町の愛三病院で看護師をしているのであった。
若い二人はこの二人の関係に興味深々であったが、実子のきっぱりとした否定に言葉を失う。
親戚夫婦の妻役の由美が遅れてやってくる。
三郎は由美に関心を持っていた。
恭子が式場での打ち合わせを終えて帰って来る。
ドタキャンされた登録メンバーの代わりに恭子が出席する事になる。
恭子は実子に依頼されたという新婦との合唱の事を確かめると、実子は聞いていないと言う。
恭子は途方暮れる。
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