島崎城跡を守る会の「頃藤城・高部館跡視察研修」を行ないました。
平成30年6月10日(日)
■頃藤城の見学
茨城県大子町の頃藤城には、島崎義幹(安定)の終焉の地として伝えられる。
頃藤城西側の畑の奥に「島崎殿祠」を視察。
島崎氏は天正18年(1591)南方33館主謀殺事件で佐竹義宣によって誘殺され島崎家は滅亡してしまうが、「新編常陸国誌」によると島崎安定と子、徳一丸は、小川大和守が岳父であったため、この頃藤城に逃れたが、佐竹義宣からの圧力で殺害せざるを得なくなり、家臣の清水信濃に命じて殺したという。清水信濃は鉄砲で射殺し、祟りを恐れて小祠を建てたという。
■高部館跡の見学
常陸大宮市の山城、高部館は、地域を治めていた佐竹氏によって鎌倉時代末に造られた城跡で、地元有志が草刈りなどして地域活性化を目指しており、当会の活動の参考としていきたい。また、市民が茨城大学教授と城跡の活用方法や保存法などを協力して考えていくという。
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