京都にて その9 桂離宮 グロピウスの眼 2011-10-02 12:33:12 | 建築の話 現代建築の巨匠が、桂離宮を訪れて感じたこと 「民主主義精神に基づいたかがやかしい実例」だそうです。 同じ江戸時代初期の、日光東照宮との対比で説明してますが、 美的感覚が、上流階級から庶民まで浸透してないと 出来ない施設だそうです。 いままで観た、垣や門 道に関しては 「直線的、軸線的、対照的になることはほとんどない。 まっすぐな並木道を無理につけることを嫌っており、 親しみ深い何気ない、注意深く考えられたアプローチを好む。 それらが曲がるたびに驚きを与え、人間的な、自然な、 目立たないやりかたで、主目標へ導いてゆく。」 と解説しています。