エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

実際の寝心地

2024-02-21 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、サマーキャンプで行った掘っ立て小屋宿泊体験を書きます。
 当然ながら、指導員である私も、掘っ立て小屋を建てて泊まっています。ですから、掘っ立て小屋で寝る感覚も分かります。
 掘っ立て小屋で寝るのは…とってもワクワクします。
 掘っ立て小屋とは言え、自分で建てた小屋に泊まるんですよ。これがワクワクしない訳がないじゃないですか。
 もう少し冷静に書きますと、私の場合、自分の身体が入るギリギリの大きさで、A型テント風の掘っ立て小屋を建てていました。そのため、足の方は、屋根を葺いた雑草が触れるくらい狭いです。頭の方も、目の上10~15cmくらいの場所に天井の雑草が見えていました。本当に狭いです。
 でも、この狭さがイイ!
 閉所恐怖症の方は辛いと思うのですが、私は、この狭さが何か落ち着くのです。自然と一体となっている感じがします。
 寝心地も悪くありません。子供たちは、床に敷く雑草の量をケチる事が多いのですが、私は、た~っぷり敷きますから、『アルプスの少女ハイジ』に出てくる「干し草のベッド」状態です。残念ながら干し草にする時間は無いので、ひなびた香りではなく、新鮮な青菜っぽい香りがしますが…とにかく、ふかくかなのです。
 何回か行った掘っ立て小屋宿泊ですが、どれも毎回ぐっすり熟睡でしました。もう、サイコーです!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チームで個人で家作り

2024-02-14 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は前回(R6.2.7)に続き、サマーキャンプでの掘っ立て小屋宿泊体験の話です。
 前回、掘っ立て小屋はA型テントを基本形としている…と書きました。これは、基本的に1人しか泊まらないからです。
 実は、最初の頃の掘っ立て小屋宿泊体験は、OB…つまり、中学生以上の参加者による特別イベントでした。OBの希望者が、掘っ立て小屋を建てる事に挑戦したのです。だから、1人1掘っ立て小屋となったのでした。
 ところが、思った以上に掘っ立て小屋宿泊体験が面白く、しかも大きな危険はありませんでした。これなら、小学生でも出来るんじゃね…と言う事で、OBだけでなく、小学生の参加者にも体験してもらう事となりました。
 ただ、小学生に1人1掘っ立て小屋と言うのは、さすがに無理があります。そこで、小学生は3~4人くらいのチームを組み、協力して掘っ立て小屋を建てる事となりました。
 3~4人が寝るとなれば、ある程度の広さが必要となります。そのため、1人用のA型テントではなく、昔の三角テント風に建てる事となります。
 まず、小屋の長さを決め、最初と最後の部分にする短めの支柱を2本ずつ、三角に組み合わせます。そこに、自分の身長の2倍程度の長さの支柱を1本組み合わせ、地面に寝た状態の三角柱を作ります。これだけだと雑草を被せる時に不便なので、三角の中間部分にも長い支柱を1本ずつ組み合わせます。そして、支柱の上に周辺の雑草を刈り取って束ねた物を被せます。支柱全体が見えなくなるまで、雑草で覆ったら完成です。
 もちろん床には、たっぷり雑草を敷きます。A型テント風より底面積がある上、側面も広いので、必要な雑草は膨大な量になります。もっとも、周辺に雑草は幾らでもありますから、人海戦術で何とか出来ます。
 あらら…夢中で書いていたら、また長くなってしまいました。ま~だまだ書きたい事が沢山あるので、続きは次回書きます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家を建てて一泊

2024-02-07 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、サマーキャンプで行った無茶な挑戦を紹介します。
 サマーキャンプでは毎回ではないのですが、時々、無茶な挑戦をしていました。その1つが、何も無い場所に掘っ立て小屋を建てて一泊しよう…というものです。
 これは、蘭越町の上里地区でサマーキャンプしている頃に行いました。これまでにも何回か書いている通り、上里地区は周辺が森林です。掘っ立て小屋を建てるのに必要な建材(?)の入手が、比較的簡単だったので、こんな突飛な事に挑戦が出来ました。
 掘っ立て小屋と言っても、基本形はA型テント…でしたか、一人用の簡易テントのイメージです。
 これはまず、入口部分にする短めの支柱を2本、三角に組み合わせます。そこに、自分の身長程度の長さの支柱を1本組み合わせ、尖った部分が長い三角錐を作ります。その支柱の上に、周辺の雑草を刈り取って束ねた物を被せていきます。支柱全体が見えなくなるまで、雑草で覆ったら完成です。
 あ、大事な事を書き忘れていました。このままだと、地面が凸凹しているので、痛くて眠る事が出来ません。だから、支柱を組む前に、まず、自分が寝る部分の地面に雑草を刈り取って敷きます。手を抜くと痛くて眠れませんから、ここは少なくとも3~5cmの厚さになるまで、頑張って雑草を敷かなくてはなりません。その、雑草の絨毯の上に支柱を組み、掘っ立て小屋を作っていく訳です。
 支柱に使うのは、強度的には落ちている枝がベストですが、そんなに都合良く落ちている事はありません。そこで活躍するのが、前回まで紹介していたイタドリです。太めの物を使えば、一晩くらいは持ちこたえます。長さも好きに調整できますし、本当にイタドリは素晴らしいです。
 一つ注意したのが、支柱を固定するためや、雑草を束ねるために使用する紐です。ビニル紐にすると、翌日、全部回収しなくてはなりません。それは大変なので、細めの麻紐を使っていました。これなら、そのまま廃棄しても自然に戻ってくれます。
 あ、夢中で書いていたら長くなってしまいました。この話は、まだまだ書きたい事が沢山あるので、続きは来週書きます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタドリは有能!

2024-01-31 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、先週(R6.1.24)に続いてイタドリの話です。
 イタドリは、まぁ、どこにでも無節操に生えています。そのため先週の様に、遊び道具を作る材料にする事が出来ます。もうメッチャ手軽に、しかも際限なく使える材料です。
 前回はイタドリ笛や、それを連結して作るイタドリ・パンフルートを紹介しましたが、イタドリ尺八も作れます。これは節が2個残るように長めに切り、底の方の節は残し、枝かなんか差し込んで真ん中の節を抜きます。そして、長~いイタドリ笛を作ります。この笛の途中に、ナイフで何個か穴を開けると、穴を指で塞ぐ事で音を変える事が出来るのです。
 また、節のある部分を2個用意し、それを上手に組み合わせると、水鉄砲を作る事が出来ます。ポイントは、差し込む方の茎が滑らかに動くよう、太さや形を調整する事です。また、水が噴き出す穴の大きさにより飛び方が変わってきますので、ちょっとずつ穴を大きくしていくと良いでしょう。詳細な作り方は今回省略しますので、山でイタドリを見かけたら、ぜひ挑戦してください。
 更に、遊び道具の材料以外にも、簡易水筒にする事も出来ますし、虫かご代わりにする事も出来ます。簡易山小屋の支柱にする事だって出来ます(この話は、別な機会に書きます)。イタドリの材料としての活用方法は、相当な幅広さです。
 更に更に、枯れたイタドリは実に良く燃えます。焚き火をする時、枯れたイタドリがあれば、ほとんど着火ミスは発生しません。ぼんぼんイタドリを放り込めば、幾らでも炎が立ち上がります(これについても、また別な機会に書きます)。
 そう言えば、イタドリの生えたばかりの若芽(赤い色をしています)は生食出来ます。私は塩で漬けた事がありますが、少々クセのある味ですが、割と食べられますよ。
 本当にイタドリというのは、野外活動に「ひたる」上で、とっても有り難い有能な植物だと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタドリ笛

2024-01-24 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、指導員から仕掛ける遊びについて紹介します。
 イタドリという植物を御存知でしょうか。大きくなると2mを越える高さまで成長する植物(草)で、節のある茎は太くて、草としては丈夫です。
 このイタドリ、茎の中は空洞になっているので、色々な遊びに使う事が出来ます。中でも手軽なのが、笛にする事です。
 作り方は超簡単。まず、上下の節の両方を残すように茎を切ります。次に、上の節が無くなるように、45度くらいの角度で茎を切ります。最後に、反対側からも45度くらいの角度で茎を切ります。横から見て、2つの切り口が山型になっていれば大丈夫です。
 この切り口の尖った部分が、上唇と下唇の境目に来るよう唇に当て、筒状になっている茎の中へ向けて息を吹き込みます。すると、何とも言えない間の抜けたような音がします。太い茎だとボー、中くらいだとポー、細い茎だとピー…って感じでしょうか。
 山登りの途中、何回か休憩を入れます。その時、休んでいる場所にイタドリが群生しているようなら、イタドリ笛を作るチャンスです。指導員がイタドリ笛を作って鳴らすと、興味をもった子供たちが次々と作り始めます。何せ、ナイフは全員が標準装備なので、イタドリ笛なら簡単に取り組めるのです。
 イタドリ笛は、若干、鳴らすのにコツがいります。そのため、一度作り始めると、結構な時間、この活動は続く事となります。休憩時間が終わっても、鳴らしながら歩く子が出てくる程です。
 子供たちが自然と親しむ活動に「ひたる」、実に良い教材な訳です。
 因みに、吹き口から節までの長さや、茎の太さによってイタドリ笛の音は変わります。そこで、何本も作ってドレミファソの音が出せるようにし、その笛を紐で縛って横に並べると…パンフルートもどきの笛が完成。これで1曲演奏すると、子供たちがメッチャ盛り上がってくれます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知識は大切

2024-01-17 04:30:00 | 野外活動
 水曜日は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は直接的な活動の様子ではなく、活動の中で感じた事を書きます。
 八軒自然科学クラブの指導員にY先生とY先生がいました。別人なのですが、イニシャルにすると二人ともK.Yになってしまいます。まぁ、二人の共通点について話すので、どちらもY先生で問題無いでしょう。
 二人は同じ大学の地学研究室出身で、当然ですが先輩と後輩の関係です。一緒に在学していた期間もあり、その頃は、一緒に山の中を歩いて地質調査をしていた…との話です。
 そんな二人なので、八軒自然科学クラブで山歩きをしていても、地質に関する話が出てきます。崖になっている場所では、崖の岩肌を見て「これは砂岩だね」「いつ頃の年代だろう」などと話をします。下手をすると、その辺に落ちている石ころを拾って、「これは安山岩だから…」などと熱く語り合っていました。
 その様子を見て私は、「これからの学習では知識を与える事は不要。学び方を教える事で、子供たちは興味関心のある事を自分から調べるようになる」といった言説は嘘っぱちだな…と思いました。
 だって、その辺に落ちている石ころは石ころじゃないですか。余程キレイな石ならともかく、その辺に沢山落ちている石ころを見ても、私は熱く語り合う気持ちにはなりません。
 つまり、興味関心が湧くようにするためには、事前に知識を与えておかなければ駄目だ…と言う事です。知識の無い事に、人間は興味をもたないのです。
 そう気付いてから私は、自信をもって知識偏重教育をする様になりました。九九も漢字も学習用語も、知識的な事柄は小学校で詰め込んでおくべきだと思います。
 …と言う事で、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指導員の立ち位置

2024-01-10 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。年末は悪食話っぽくなってしまったので、今回は真面目な話を書きます。
 八軒自然科学クラブの指導員は、毎年平均して5~6名ほどが所属していました…が、毎回、全員が活動に参加する訳ではありません。
 指導員は、(交通費程度のお金が出る)有償ボランティアとして参加していました。ボランティアですから参加する、しないは自由…と言う訳です。そのため、毎回の活動に参加する指導員は、平均して3名くらいでした。
 八軒自然科学クラブの活動の中心は、毎月の山登り(ハイキング)です。当然、山の中を歩いている時は、指導員の立ち位置を考えなくてはなりません。
 基本は、先頭に1名、最後尾に1名、中間に1名となります。中間の1名は、前や後ろに行き来して、全体状況を確認する事もありました。
 ただ、必ずしも基本通りにならない事も多かったです。原因は、子供の歩く速さの差です。
 歩くのが遅い子は、もう信じられないくらい遅いのです。先頭が頂上に着いた時、やっと8合目…なら早い方で、下手すると6合目って事もありました。
 もちろん、差が開きすぎないよう先頭集団の子を停止させ、休む時間を取っていました…が、それにも限界があります。待つだけの時間が5分や10分ならまだしも、20分以上だと、さすがに子供たちの気持ちに影響します。
 そのため、先頭に1名…これは先頭集団をまとめながら進みます。中間に1名…これは後方集団をまとめながら進みます。そして、超遅い子に1名…という布陣になる事がありました。
 潤沢にマンパワーがある訳ではないので、こういう苦労は毎回です。まぁ、楽しんで取り組んでいましたけどね。
 …と言う事で、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御馳走のカジカ

2023-12-27 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、サバイバルキャンプなどで挑戦した食べ物について書きます。
 サバイバルで最も「御馳走」なのは、小川に住むカジカ(鰍)です。何と言っても、ちゃんとした魚ですから、もう御馳走感が全く違います。
 もっとも、川に住むカジカは海のカジカとは大違いです。海のカジカはスーパーマーケットでも売ってる程で、結構な大きさがあります。それに対し川のカジカは、とっても小さいし、とっても細いです。大きさは大きくても20cmより小さいですし、体の太さも直径3cmはないでしょう。
 当然、可食部分も少ししかありません。そもそもカジカは、やたらと頭が大きいのに、体の太さは頭の半分もありません。「頭でっかち尻すぼみ」とは、正にカジカのためにあるような言葉です。
 それでも、捕まえる事ができたら嬉しいです。味噌汁の中に入れて「鰍汁」にする事が多いのですが、出汁が出て美味しくなります。
 因みに捕まえ方ですが、基本的に釣りが最も捕まえやすいです。と言っても、かなり捕まえるのは難しく、1日で1匹釣れたら「大成功」という感じです。後は、偶然発見し、浅瀬に追い込んで捕まえる…という事もありました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しい蝉

2023-12-20 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。前回(R5.12.13)のブログに書いたバッタを食べる話は、すっごく人気無かったですが、メゲずに今回も書きます。虫が嫌いな方は、ここから先を読まない方がイイでしょう。


  ※念のための空白


 サバイバルキャンプでバッタを食べてから、機会があれば、様々な昆虫を食べる事に挑戦しました。基本は毎回同じで、捕まえる→加熱殺虫→羽をむしる→素揚げ…という流れです。
 中でも美味しかったのがセミです。
 セミは、それ専用の捕虫網などを用意しておかないと、なかなか捕まえる事ができません。この時は、よろよろ…と言った感じで飛んできたセミが、地面に落ちたところを捕まえました。おそらく寿命が近かったのでしょう。
 セミはメムシの仲間ですが、カメムシと異なり臭くありません。臭いカメムシは食べる気になりませんが、セミだと食べる気になるから不思議です。
 食べた感想は…「美味い!」です。
 セミは、ほぼ中身が空洞です。他の昆虫と異なり、消化器官も筋肉も必要最小限しかありません。そのため、外骨格である外皮を食べる事になります。これが美味いのです。イメージとしては、ぱりぱりに揚げた小エビって感じでしょうか。しかも、かなり高級な小エビです。これ、絶対、ビールに合うと思います(まだ、試した事はありませんが…)。
 もっと沢山捕まえて、もっと食べたいなぁ…と言うのが、その時の正直な気持ちです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小エビみたいなバッタ

2023-12-13 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話を書いています。今回は、前回(R5.12.6)のブログで書いたサバイバルキャンプで、実際に食べたメニューの1つを紹介します。
 あ…虫が嫌いな方は、ここから先を読まない方がイイです。

  ※念のための空白

 サバイバルキャンプで最も手軽に確保できるタンパク源…それは昆虫、中でもバッタの仲間です。キャンプしている場所では、素手でも捕まえられるくらい、まぁ、やたらと沢山いました。
 ほとんどはフキバッタという種類ですが、イナゴもいれば、ヒシバッタやトノサマバッタなども捕まえられます。割合的には、フキバッタ7割、その他が3割って感じでしょうか。
 捕まえたバッタは、そのまま飯盒(ハンゴウ)に入れて蓋をし、焚き火で加熱します。当然、苦しんでバタバタと大きな音を立てますが、1分くらいで静かになります。そうしたら飯盒を下ろして、蓋を取ります。
 美味しく食べるためには、この後、羽根をむしり取る必要があります。羽根があると食感が悪くなるからです。フキバッタは羽根が小さいので、むしり取るのが大変でした。
 下ごしらえが終わったら、飯盒に油を入れて素揚げにします。時間は3分くらいです。緑色っぽかった色が、小エビみたいに赤色っぽくなります。取り出して古新聞に載せ、油を切って塩をかけたら完成です。そのままポリポリ食べても良し、更に佃煮や炒飯にしても良し。
 因みに、そのままポリポリが私は好きです。殻ごと小エビを食べている感じで、とてもビールや日本酒に合います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする