エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

全てがワイルドな上里(カミサト)

2023-10-05 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は先週(R5.9.28&29)の続きで、サマーキャンプで使わせていただいた蘭越町上里(カミサト)について書きます。

 先週も書いた通り、上里地区は蘭越町の中心から離れており、大半が林となっています。

 ここにある廃校となった小学校は、上里地区に建てられた分校で、通常の小学校と比べると小規模でした。当時、既に校舎は無くなっていましたが体育館は残っており、また、雑草が生えつつありましたが校庭もありました。校庭の大きさは通常の小学校の4分の1くらい、体育館も小学校のプールより一回りくらい大きい感じでしたから、規模が推察されると思います。

 そして、これを話すと皆さんビックリされるのですが、残っていた体育館は「木造」でした。床やステージはもちろん、壁も、天井も、出入り口も、トイレも、全部が木で出来ています。最近は木造建築が見直され、木造建築の体育館なども作られていますが、もちろん上里の体育館は、そう言うコンセプトで建築された訳ではありません。歴史の古さを物語っている訳です。

 当然、トイレは汲み取り式でした。これは、参加した子供たちにとっては相当な衝撃だったらしく、八軒自然科学クラブを「卒業」した子供たちと会って思い出話をすると、必ずと言って良いほど語られる話です。このトイレ話だけでブログ1話分のネタがあるので、それは別な機会に紹介します。

 この体育館に、参加した子供たち全員が寝泊まりします。つまり、体育館の床で、寝袋で、みんなでザコ寝する訳です。子供たちだけでなく、指導員も全員ザコ寝です。一応、男女の場所は区切りましたし、女子が着替えるための場所も作りましたが、ワイルドって言うか何て言うか…令和の時代なら無理でしょうね。

 上里時代のワイルド話は、まだまだあります。取り敢えず、明日(R5.10.6)に続きます。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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上里(カミサト)から名駒(ナゴマ)へ

2023-09-29 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いてます。今回は昨日(R5.9.28)の続きで、サマーキャンプの場所変更について書きます。

 最初、サマーキャンプのベースキャンプとして使わせていただいていた上里(カミサト)地区は、蘭越町の中でも森林地帯と言えそうな場所でした。野趣溢れる、正にサマーキャンプ向きの場所だったのです。

 ただ、この様な場所にも住んでいる人がいました。しかも、ベースキャンプに使わせていただいている廃校の直ぐ近く、おそらく50m位の場所に家があったのです。

 その方から、「この廃校をサマーキャンプで使わないでほしい」と申し入れがありました。サマーキャンプの期間、子供たちの声が騒がしくて落ち着かない…という事でした。

 正直に告白すると、「365日の中の、せいぜい5日なんだけどなぁ」とは思いました…が、それは私たちの勝手な言い分です。自然がいっぱいで静かな上里地区が気に入って、この場所に住んでいらっしゃる方の、穏やかで平和な暮らしを邪魔する権利は、私たちにはありません。

 とは言え、新しい場所を見つけないと、翌年からのサマーキャンプが出来なくなってしまいます。困った私たちは、蘭越町教育委員会さんに泣きつきました。蘭越町教育委員会の方々も、「これまで何年間も蘭越町で活動してくれたのだから、今後も蘭越町で活動できるよう協力したい」と言って、本当に親身になって場所を探してくれました。

 そして、苦労の末に見つかったのが名駒(ナゴマ)地区でした。野趣溢れる雰囲気ではありませんでしたが、水田地帯の真ん中で、「北海道の里山」という雰囲気がいっぱいの場所でした。

 それぞれの場所の良さなど、まだまだ書きたい事は山のようにあります。それは、来週(R5.10.5)以降とさせていただきます。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

 

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上里(カミサト)と名駒(ナゴマ)

2023-09-28 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回からしばらく、蘭越町で行われていたサマーキャンプについて書きます。

 八軒自然科学クラブで行っていたサマーキャンプでは、北海道の米どころである蘭越町に大変お世話になりました。特に蘭越町教育委員会さんは、私たち指導員が考えるサマーキャンプの在り方(理念)に共感してくださり、色々な面で支援していただきました。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 中でも、サマーキャンプを行う場所に関しては、蘭越町が全面的に協力してくださり、とても良い場所を紹介していただく事ができました。しかも、2回も…です。

 何で2回も? …を説明するため、紹介された2ヶ所について書きます。

 最初に紹介されたのは、蘭越町の上里(カミサト)と呼ばれる地区です。蘭越町の中心部はもちろん、水田の多い地区からも割と離れていて、周囲の大半は林(森?)となっています。近くに、パンケメクンナイ川(パンケ目国内川)という川が流れています。ここの一画に、かつて小学校の分校だった場所があり、木造の校舎も建っていました。サマーキャンプでは、この木造校舎をベースキャンプとして利用させていただき、炊事などはパンケメクンナイ川で行っていました。

 次に紹介されたのは、蘭越町の名駒(ナゴマ)と呼ばれる地区です。蘭越町の中心部からは少し離れていますが、水田の多い地域の中にあり、お店なども近くにあります。ここには、名駒小学校という鉄筋コンクリート2階建ての小学校がありました。もちろん、サマーキャンプで使わせていただいた頃は、既に廃校となっていましたので、この校舎と校庭をベースキャンプとして利用させていただきました。ちなみに、水道が使えたので炊事は校庭で行っていました。

 こんなに素敵な場所を、2回も紹介してくださった蘭越町…心より感謝申し上げます。どうも、ありがとうございました。

 …と言う事で、続きは明日にしましょう。この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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ナイフは標準装備

2023-09-22 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜の八軒自然科学クラブ思い出話、今回は、昨日(R5.9.21)のブログの補足的な内容です。

 昨日のブログで、ツルウメモドキを切る…という話を書きました。素手で切る訳にはいきませんから、当然、それなりの道具が必要となってきます。八軒自然科学クラブでは、切る道具としてナイフを使っていました。

 ナイフは、4月の説明会で購入するように頼んでいました。自然の中で遊ぼうと思うと、切る道具が必要となるからです。購入するナイフは、極端な話、カッターでも構わない…と伝えていましたが、ほとんどの子が「十徳ナイフ」を購入していました。

 知らない方のために書きますと、「十徳ナイフ」と言うのは、握り部分に折りたたまれた様々な道具の入ったナイフの事です。ナイフの他に入ってる道具としては、栓抜き、缶切り、コルク抜き…辺りが多いでしょうか。プラスドライバーやマイナスドライバー、のこぎり、虫眼鏡、ハサミ、スプーン、フォーク…などが入っているナイフもあります。

 昨日も書いた通り、ツルウメモドキは7~8mmの太さがあります。しかも、草ではなく木の仲間なので、表皮が割と硬いです。ですから、いくらナイフでも、すぱっと切る事はできません。何ヶ所か切り込みを入れて切る事になります。

 ちなみに、山菜を切る時は、すぱっと切れます。山菜は草の仲間ですから、木と比べると柔らかいからです。

 子供たちにとってナイフは非常に面白いらしく、休み時間になるとナイフで草を切っている子もいました。これもまた、「ひたる」だと思います。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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山の中でリース作り

2023-09-21 04:30:00 | 野外活動

 木~金曜は、八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回は、以前(R5.8.11)書いた内容を少し詳しく紹介します。

 以前のブログで、晩秋のハイキングでリース作りをした事を書きました。このリース作り、ヒグマの影響で活動内容が変更されるまでは、八軒自然科学クラブでは定番の活動でした。

 晩秋の北海道の山というのは、葉っぱが全く無くて、それはそれは物寂しい風景となります。と同時に、葉っぱが無いため、枝の様子がハッキリ分かります。そのため、「この木はヤドリギに寄生されている」とか「この木はツタ系植物が絡みついている」とかが、見ただけでパッと分かります。

 そして、ツタ系植物は、森林を管理している人たちからすると、どちらかと言えば「厄介者」なのです。だから、勝手にツタ系植物を切っても、感謝される事はあっても、叱られる事は皆無でした。

 ならば、やるっきゃありません。

 中でもオススメなのが、ツルウメモドキというツタ系植物です。直径7~8mmの手頃な太さで、樹皮がすべすべしていて扱いやすいのです。これを根元から切り取り、丸くなるように編んでいきます。初めての人は、3本くらい用意して「三つ編み」にすると比較的簡単です。八軒自然科学クラブの子供たちも、直ぐに編めるようになりました。

 はっきり言って、ツルウメモドキはあちこちから生えています。ですから、長さが短くて小さいリースしか出来なければ、追加で切り取って付け足していけば良いのです。円の直径30~40cm、太さ5~8cmくらいのリースなら、30分くらいで作れました。

 もちろん、これはリースの土台部分にしかなりません。飾りは100円ショップや手芸屋さんで買ってきたり、自分でドングリやクルミ、松ぼっくりを拾って自作したりして、自分なりのリースを完成させる訳です。

 八軒自然科学クラブで作っていた頃は、きっと、クリスマスに手作りのリースを飾っていた家庭があったでしょう。そう考えると、何となく楽しい気持ちになります。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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カスタマイズ自由のインスタント麺

2023-09-15 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、昨日(R5.9.14)の続きです。

 通常の活動(ハイキングや登山)の昼食では、インスタント麺を食べる事が多かった…という話を書きました。中でも、初心者はカップ麺を食べる傾向が強かった…と書きました。

 経験年数2~3年目のベテランの子は、普通のインスタント麺を選ぶ傾向が強かったです。携帯用の鍋を用意して湯を沸かし、その鍋に麺を入れて茹でて食べる訳です。

 ただし、ベテラン勢は麺だけを茹でて食べて、はい終わり…という子は少なくて、何か一工夫を見せる子が何人もいました。

 例えば、卵を持ってきて完成直前に割り入れる子がいました。あるいは、焼き豚や海苔を持ってきて、麺が完成したらトッピングする子もいました。中には、歩いている途中で採取した山菜(エゾエンゴサクなど、簡単に食べられる種類)を入れて、山菜ラーメンにする子もいました。

 時間に余裕のあると事前に分かっている時は、早茹でスパゲティを茹でて「混ぜれば完成ソース」で味付けする子もいました。これは、かなり凄いと思います。

 カップ麺を否定するつもりは全くありませんが、こうやって工夫する姿が見られると嬉しいものです。「食べる」という活動に「ひたる」姿が見られた…と感じるからです。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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手軽な人気のカップ麺

2023-09-14 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前々回(R5.9.7)や前回(R5.9.8)に書いた、通常の活動の昼食についてです。

 前々回や前回は、通常の活動(ハイキングや登山)の時、昼食は固形燃料や携帯ガスコンロでの炊事だった…という事を書きました。その時は主に使う器具について書いたので、今回と次回は食べていた食品について書きます。

 固形燃料や携帯ガスコンロを使うのですから、当然、お湯を沸かせば簡単に食べられる食品…インスタント麺が中心でした。もっとも、経験年数などにより、どんなインスタント麺を選ぶかが異なりました。

 八軒自然科学クラブは、小学4年生から6年生までが対象です。継続して参加する事ができるので、経験年数が1年目の子もいれば、3年目のベテランもいます。

 経験年数1年目の初心者は、カップ麺を選ぶ傾向が強かったです。やはり、お湯さえ沸かしてカップに入れれば、ほぼ失敗無く食べられるという安心感が、カップ麺を選ぶ理由だったようです。

 ただ、2年目や3年目のベテランであってもカップ麺を選ぶ子はいました。こちらは、「面倒くさくないから」とか「サッサと食べて遊びたいから」という理由が多かったです。

 また、「インスタントラーメンには無い、変わった味の面を楽しみたいから」という理由の子もいました。確かに、カップ麺はラーメンだけではなく、焼きそばもあれば春雨などもあります。たまには目先の変わった麺を食べたい…という気持ちは、分からないでもありません。

 では、ベテランの子供たちは何を、どの様に食べていたのか…少し長くなってきたので、それは明日にさせていただきます。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

 

 

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携帯ガスコンロは早い

2023-09-08 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの話です。今回は、昨日(R5.9.7)の続きを書きます。

 八軒自然科学クラブでは、通常の活動の昼食は自由でしたが、ある時期から、インスタントラーメンを作って食べる事をオススメする様になりました。最初は缶入りの固形燃料で始める子が多いのですが、秋頃には携帯ガスコンロに全員が移行していました。

 携帯ガスコンロの強みは、何と言っても「調理時間が短い」事でしょう。固形燃料の炎はゆらゆらしていてステキですが、一気に加熱するだけの熱量はありません。その点、携帯ガスコンロは青い炎が同じ状態で燃え続け、かなりの高い熱量で加熱し続けてくれます。インスタントラーメンなら、10分間もあれば調理完了でしょう。

 また、スイッチを入れれば自動着火するのも、マッチの扱いが苦手な子供たちにとっては有り難い点です。理科の実験などを行えば分かりますが、最近の子供たちはマッチで着火する事が苦手です。どうも、恐いらしいのです。

 そして、携帯ガスコンロは「格好いい」のも強みです。五徳部分と携帯ガスを合体させるのも、スイッチを入れて着火させるのも、10分くらいで一気に調理可能なのも、中二病っぽい格好良さがあります。

 そんな訳で、八軒自然科学クラブでは、携帯ガスコンロを購入して持ってくる子が増えていきました。5月の春香山登山の段階で既に購入している子もいて、気合いの入り方が凄いなぁ…と感じた事もあります。

 ただ、誤解の無いように書いておきますが、固形燃料には固形燃料の強みがあります。まず、コストがかなり安いですし、気温の影響をほとんど受けません。携帯ガスコンロは冬場に火力が下がったり、着火しなくなったりしますが、相当な大吹雪でない限り、固形燃料が着火しないという事はありません。だから私は、冬場ですと固形燃料を持って行く事が多かったです。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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まず固形燃料から

2023-09-07 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブについて書いています。今回は、通常のハイキングでの昼食について書きます。

 基本的に、通常の活動では昼食に何を食べるかは自由です。保護者が作ってくれた弁当を食べてもいいですし、コンビニ弁当や総菜パンなどを購入して持ってきても構いません。

 ただ、4月の年間活動説明会ではインスタントラーメンの自炊をオススメしています。これは強制ではなく、「楽しいから、やってみるとイイですよ」という感じで説明していました。

 インスタントラーメンの自炊…これはF指導員(本人の許可を取っていないので、匿名とさせていただきます)が言い出して始まりました。曰く、「水と固形燃料があれば、インスタントラーメンなら簡単にできるでしょ。だったら、作った方が八軒自然科学クラブらしくて楽しいんじゃない」…だそうです。

 そんな訳で、ある時期以降、八軒自然科学クラブの年間活動説明会では、通常のハイキングの際にはインスタントラーメンをオススメする様になりました。もちろん、インスタントラーメンを作るためには、必要量の水を持って行かなくてはなりませんし、鍋もいります(カップ麺にすると鍋は不要となります)。そして何より、熱するための道具が必要となります。

 八軒自然科学クラブ時代は、丸い缶に入った固形燃料が簡単に入手できたので、年間活動説明会では固形燃料をオススメしていました。「最初は、安く入手できる固形燃料で始めるのがイイです。慣れてきて、もっと火力をアップさせたくなってきたら、携帯用のガスコンロなどを購入すると良いでしょう」って感じです。

 だから、5月の春香山登山の時には、固形燃料を持ってくる子が多かったです。それが少しずつ携帯ガスコンロに移行していき、10月か11月には全員が携帯ガスコンロを持ってきていました。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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大好き火遊び

2023-09-01 04:30:00 | 野外活動

 木~金曜は八軒自然科学クラブ話です。今回は、ここ3回(R5.8.24&25、R5.8.31)書いてきた、小樽自然の村でのキャンプの様子です。

 今回の題名は「大好き火遊び」とありますが、浮気や不倫の事ではなく、本当に物を燃やして遊ぶ話です。

 炊事はガスコンロや固形燃料で行うので、小樽のキャンプでは焚き火をする必要はありません。では、何故「大好き火遊び」かと言うと、特に目的も無く焚き火をする子が沢山存在したからです。

 小樽自然の村には、自分たちでブロックを組んで、焚き火を行っても良い場所があります。そして、キャンプ場から伸びている林道脇には、伐採された樹木が転がっています。更に、このキャンプでは、安全面に気を付ければ、自分の行いたい遊びを自由に行って構わない事になっています。

 そのため、小樽自然の村に到着して早々に、ブロックを組んで焚き火を始める子が何人も居ました。一人で小さい焚き火をする子も、何人かで組んで大きな焚き火をする子も居ます。何せ、林道に行けば焚き火に使える樹木が幾らでもあります。もう、無限に焚き火をし続ける事が出来るほどです。

 この光景は毎年変わらず行われる姿なのですが、その年によっては、焚き火に使う樹木を高く積み上げ、キャンプファイヤーみたいな大きさにする子もいました。実際、その巨大な焚き火を囲んで歌ったり踊ったりして、キャンプファイヤーをした事もあります。小樽自然の村に泊まっている他のお客さんも参加して、大きな輪になって踊った事もありました。

 昼の明るい内から焚き火を始め、夜の寝る直前まで燃やし続ける子もいました。それどころか、朝、起きてからも焚き火を燃やし始める子もいました。小樽自然の村から帰る時刻は早めなので、朝の焚き火は、ほどほどの時間で片付けさせていましたが…。

 この様な姿を見ると、焚き火(=火遊び)は人間にとって根源的な面白さがあるのだなぁ…と感じます。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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