エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

まず全体、次に個別

2024-01-29 04:30:00 | 教育
 月・火曜は、学校教育について書いています。今回は、私流の学級のまとめ
方を紹介します。
 15年くらい前、もしかしたら20年くらい前からかもしれません。その頃から、学級に「難しい子」が増えてきました。授業中でも自由に立ち歩く子や、物凄くお喋りな子、教師の指示に従わない子、乱暴な子…などです。
 この様な「難しい子」が学級に増えてくると、どうしても学級内の秩序が乱れてきます。そのため、学級内の秩序を何とかしようと、「難しい子」に対して色々と指導を行うようになります。
 特に、これが入学したばかりの1年生だった場合、周囲からの圧力も強くなります。「どうして全員座らせられないんですか」とか、「(教師の指示に従わない)あの子を放っておくんですか」など、直接、厳しい事を言われる事もあります。その結果、「難しい子」を何とかしようと、何度も指導を試み続ける事になります。
 でも、「難しい子」を変化させる事は並大抵ではありません。A級教師なら簡単に出来るかもしれませんが、私の様なB級教師は時間がかかります。その間に、「難しい子」ばかり見ている担任と、「難しい子」以外の子供たちの心が離れてしまって、学級が荒れる…そう言う事例は沢山有ります。
 これは順番が逆なのです。まず、「難しい子」以外…つまり学級全体への指導をしなくてはなりません。「難しい子」以外の子供たちの心をガッチリ掴んだら、そこから「難しい子」に対して指導していきます。教師と子供たちの心がしっかり繋がっていれば、指導に時間がかかっても、心が離れる心配はほとんどありませんから。
 長くなってしまいました。続きは、また明日のブログで書きます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。


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