令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、毎週水曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回も、サマーキャンプで利用させていただいた蘭越町名駒(ナゴマ)についてです。
名駒では、廃校になった名駒小学校を使わせてもらいました。この名駒小学校、初めて外観を見た時の子供たちの反応は、「大きい」「綺麗だ」「立派だ」。そして、中に入って体育館や教室などを見た子供たちが言ったのが、「まるでホテルみたい」だったのです。
そりゃそうです。前年度まで使っていた上里(カミサト)分校は、体育館しかない木造でした。
それが、名駒小学校は体育館以外の教室も全部残っています。しかも、鉄筋コンクリート2階建てで、床は普通の小学校と同じくタイルになっています。前と比べたら、「まるでホテルみたい」と言いたくなるでしょう。
しかし、凄い事はまだまだありました。
まず、トイレは男女別に分かれていて、しかも水洗式でした。汲み取りトイレに苦しんでいた子供たちにとっては、救世主の様に感じた事でしょう。
また、寝泊まりする体育館は、小さめでしたが通常の体育館サイズでした。これまで使っていた上里分校の体育館に比べ、2倍以上の広さとなります。ぎゅうぎゅう詰めで寝ていた印象から、寝る場所を確保しても、遊べる空間があるくらい広くなりました。
ちなみに名駒小学校は、かつて教室だった場所を郷土資料室としても使っていました。特に鍵などかかっていなかったので、八軒自然科学クラブの子供たちも自由に見学できます…が、そこまで足を伸ばす子は、ほとんどいませんでした。建物内探検に興味が無かったのかもしれませんし、建物内をうろつく度胸が無かったのかもしれません。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。