木曜はラノベ愛の日。今回は、またFUNA先生の作品を紹介します。
今回紹介するのは、『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』です…が、最初に告白しておきます。この作品、実はコミカライズ版しか読んでいません。だから、もしかするとコミックは面白いけど、ノベルは今イチ…の可能性はあります。
ただ、以前紹介した『ポーション頼みで生き延びます!』は、コミックもノベルも面白かったです。だからFUNA先生は、コミックが面白ければノベルも面白いだろう…と考えています。
では、本編の紹介です。とある事件が原因で、こちら(元々住んでいた地球の世界)とあちら(異世界)を自由に行き来できる能力を得た主人公ミツハ。彼女は、その能力を活かして8万枚の金貨を貯めようと努力する…と言うのが、現在までの物語です。因みに、まだコミカライズは続いています。
以前の記事でも書いた通り、FUNA先生の作品は主人公の女の子が格好良いです。この作品でもミツハの格好良さは、しばしば炸裂します。例えば、異世界で自分の領地を得たミツハが、領地で好き勝手をする執事やメイドを断罪するシーン(ネタバレにならないよう、どう断罪するかは秘密です)。決め台詞もビシッとして、胸がスカッとするシーンとなっています。
こう言う格好良いシーンの合間に、時々、ミツハが抜けているシーンも入ります。それによりミツハの人間らしさが強まり、親近感が増すので、その後に来るミツハの格好良いシーンが、より強く印象づけられる訳です。
FUNA先生、なかなか見事なストーリー展開です。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。