昨日はアルプス班コーヒーブレイクの日でした。
報道ステーション「ワイマール憲法から学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ」の録画を皆で視聴しました。
ドイツを訪れた番組の司会者 古館伊知郎氏が語っています。(以下部分抜粋)下の動画も是非視聴してね!
「第一次世界大戦後、今から100年近く前に、当時、世界でも最も民主的と言われたあのワイマール憲法が、この劇場でまさに制定されたんです。第一条は、もちろん国民主権。そして、男女平等、思想信条の自由、その基本的人権を尊重する。日本国憲法も大きく影響を受けたわけです。
でもヒトラーというのは、軍やクーデターで独裁を確立したわけではありません。合法的に、実現しているんです。実は、世界一民主的なはずのワイマール憲法の1つの条文が、独裁に繋がってしまった。そしてヒトラーは、遂にはワイマール憲法自体を停止させました。
「強いドイツを取り戻す」「敵はユダヤ人」だと憎悪を煽った。演説が得意だったというヒトラーは、反感を買う言葉を、人受けする言葉に変えるのが上手かった。例えば、独裁を「決断できる政治」、戦争の準備を「平和と安全の確保」、といった具合です。
実は使ったのは、ワイマール憲法の第48条「国家緊急権」というやつなんです。これがポイントです。これは、国家が緊急事態に陥った場合に大統領が、公共の安全と秩序、これを回復するために、必要な措置をとることができる。大統領が何と一時的には、何でもできちゃうという条文だったわけです。この条文が、実はヒトラーに独裁の道を遂に開かせてしまった。」
20分弱に短縮された内容だったが、今の安倍政権はこのドイツのヒトラーのやってきたとおりの道を進んでいるようだと皆が感じ、多くの人達にもこの事を知ってもらうことが大事だと話し合いました。
いつもながらHさん宅で頂くコーヒーと各自持参のお菓子や果物(Wさんの畑で採れた新鮮イチゴなど)が心和ませ、交流しあい学びの場となっている。
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