28・29日、普段の放射線量を把握しておくため、大津市による市内5ヵ所の測定がおこなわれ、28日は、比叡平、田上、藤尾でありました。
会員に声をかけ、それぞれのところに参加していただきました。
比叡平は「バイバイ原発・山中比叡平」の皆さんが事前にチラシをまいてお知らせされていたので地元住民の皆さん30人を超え、マスコミの取材もあったようです。
大津市には、国が設置した固定のモニタリングポストが2ヵ所(真野と晴嵐)ありますが、今回は、他の地点でも普段の放射線量を把握しておこうと移動できるモニタリング車を借りての測定となりました。
市の方とお話をしましたら「皆さんの要望が強かったことと、県が『市が要望するなら貸し出す』ということになったので、大津市は南北に長く広いので、定点の真野と晴嵐以外の5箇所を今回測ることにした」 とおっしゃっていました。
県のモニタリングカーは小型の救急車ぐらいの大きさで、屋根に高線量用と低線量用の2つのセンサが上を向いて付いています。
地上からの影響をカットして空気中の放射線を測るのだそうです。
数値は 平均 比叡平 0.041、藤尾0.038、田上0.052 μSv/h(マイクロシーベルト)でした。
田上の数値が高いのは、花崗岩の多い地域だからだそうです。
(和所 ・ 記)
文部科学省の全国放射線モニタリング情報から毎日の放射線量を見ることが出来ます。↓URL