4月26 要望書「保育園、幼稚園、学校、学童クラブなどに対して、教職員と児童生徒全員を対象にしたPCR検査を定期的におこない早期に陽性者の発見・保護をすること」を出し
健康医療福祉部長と懇談してきました。
子どもたちが、感染を拡大させないためにと我慢している修学旅行、校外学習、宿泊研修、日々の生活、部活動などの現状と、部活動をいかして進学したいと考えていた子が進学の機会を阻害されている状況をお伝えしました。また、陽性者が出た場合の検査範囲の狭さに対して子どもと保護者が持っている不安もお話ししました。
子どもたちもかかりやすい変異株のこと、無症状の陽性者を早く保護することによって感染拡大を防いでほしいこと、子どもたちの一年はその時しかない貴重な時間であり、感染の様子を見ながらというゆっくりとした対応をしないでほしいこと、を訴えてきました。
今やっと滋賀でも、介護施設や医療機関の社会的検査が始まろうとしています。「命を守るため」に濃厚接触者だけではなく広範囲にするという方針です。それは濃厚接触者とみなした人だけの検査では感染拡大を防ぎきれないということです。
「保健所の対象者の設定とは別に、学校での検査ができないか学校現場の意見も聞いていかないといけないと考えている。」「しかし、検査だけしても、その後の療養などの体制も整えないといけないから、数を増やせばいいともいえない。」というお返事をもらいましたが、何度も現状と要望をしつこいほど訴え、最後には「学校でのことも考えていかないといけないと思っています」と言っていただきました。
今後、検査を広範囲にすることによって感染拡大を防げること、そのための予算と人材の確保をしてほしいことを各所に働きかけて行きたいと考えています。
子どもたちの我慢を無駄にせず、滋賀の大人が見守ってるよ、応援しているよメッセージが伝わるコロナ対策ができるようにみんなで声を届けていきませんか?
学校での検査が拡大されることは、社会的検査を拡大するはじめの一歩になり ます。直接子どもと関りがないと思っている人の命を守ることにもなります よ!