ロボット技術を応用して整体!篠崎技術士事務所の日記

身体の状態をコンピュータ解析し、骨盤矯正やギックリ腰などを科学的に分析する新しい整体院です。

ぎっくり腰のZMP(ゼロモーメントポイント)

2009-11-07 09:46:39 | 整体のできる技術士として
「オッス!」

「あっ先輩!お帰りなさい。」

「ログの調子はどうだ?コメントやアドバイスは少しはあったか?」

「いいえ・・・ぜんぜん・・・」

「あれ?なんだ!全然更新してないじゃないか!」

「はぁ~体調が今一つで・・・新型インフルも流行しているようだし・・・」

「言い訳はいい!早く話を始めろ!」

「常連の患者さんが先日お見えになりました。お身内で不幸がありとても忙しく、その結果ぎっくり腰になった!との事でした。」

「早速ZMP(ゼロモーメントポイント)を計測したんだな。」

「そうです。下の図をご覧下さい。左側がいつもの慢性腰痛時ZMPです。右がぎっくり腰を起こしたときのZMPです。」



「同じ人なのに違いがあるな。」

「そうです。通常の慢性腰痛時はZMPを見ても、前後左右がきれいな形になっています。しかしぎっくり腰を起こすと、強い痛みのため、後方に体重移動できず、重心が前後に集中しています。」

「そうか・・・この画像を見ると前方に重心が集中し、しかも前重心のまま左右に振れが出ている、と言うことは股関節や膝にも大きな影響が出るということだな?」

「先輩!だんだん慣れてきましたね。その調子でコメントお願いします。その後整体治療を実施したところ、次の図のようにう改善されました。」



「おう!かなり形が変わったな!」

「そうですね。腰痛も改善され、元気になってお帰りになりました。」

「ZMPでの診断効果かな?」

「そう思いたいですね。今後もコメントお願いします。次回は産後の慢性腰痛のZMPをご紹介します。」