少しばかり専門的なお話になります。人体が動くと、骨盤は複雑な運動をします。
骨盤の動作は、そのまま重心バランスに繋がります。
人体の動作ですから、当然患者さんによって大きく違いがあります。
以下は足踏み運動時に検出された、左右の重心バランスの波形です。
複雑な波形をしていますが
「この波形はどんな波が合成され作られているのか?」
を分析することにしました。
なぜこのような分析をしようと思ったのか?
それは坐骨神経痛の改善を行うためです。
座骨神経痛をお持ちの方は、
正常な方には無い波形が含まれているのではないか?
それはどんな波形か?
身体にどんな影響を与えているのか?
その波形を取り除くには、どんな整体をすれば良いのか?
等を考察するためです。
去年あたりから「坐骨神経痛」でお悩みの方が、多くいらっしゃってます。病院では大きな問題が無く、ご自身も
「どうすれば良いのか?」
悩んでいる方が少なくありません。そこで当整体では、この技術を坐骨神経痛の特徴を把握するための研究を始めました。
研究内容は来月2月に発表し、多くの先生方のご意見を聞く予定です。上の図のように、左右の重心バランスは波形となって検出されます。「どのような波が重なり、このような波形になっているのか?」分析
「坐骨神経痛特有の波を検出できないか?」
を行っています。
上の波形を分析数と、大きく分けて4つの波に分解できました。
まず基本波形(波形1)が検出されました。さらに以下3つの波が検出されました。
以上波形1~波形4まで分析しました。
「膝痛に大きく関係しているのは、波形4では無いか?」
までは分析が進んでいます。
坐骨神経痛はまだはっきり分析されません。発表で多くの先生方の意見を聞く予定です。
早く確りした結論が出せるよう、研究を続けて行きます。