おはようございます。しおざわ治療院の塩澤です。
日射病と熱射病の違いをご存知でしょうか?
日射病は熱中症の一つで、炎天下の中を歩き回ったりして身体がオーバーヒートしておこります。
顔が赤くなり息づかいが荒くなり、皮膚が暑くさらさら乾いた状態で汗が出ません。
一方熱射病は高温多湿の下で、長時間歩いたり作業したりした時に、大量の汗をかき、体内の水分や塩分が著しく不足しておこります。
顔は青白く大量の汗が出、皮膚は冷たくじっとりした感じになります。
ここで注意しなければいけない事は、その対処法です。
日射病は、風通りのいい木陰などに
頭を高く寝かせ、濡れたタオルで首や腋窩を
冷やし、あおいだりし風を送ります。
塩分を含んだ水(スポーツドリンクなど)を少しずつ飲ませます。
熱射病は、涼しい木陰に
頭を低く足を高く寝かせ、体温が低いようなら身体を
温めます。
水か薄い食塩水を15分位おきくらいに飲ませます。
最近のマスメディアでは、熱中症の事ばかり報道していますが、熱射病という病気もある事を知っておいてください。
対処法を間違えると、死に至る事もありますのでご注意してください。