浜松に出張したとき、浜松に、柳宗悦の民芸運動の流れを組む民芸美術館があったという話を聞いた。産業はあるが文化がない文化コンプレックスの浜松にとっては貴重な話だ。
私は、民芸運動は「日用の美」を説き、伝統工芸を全国各地で継承する運動で、思想的に奥深いものぐらいの知識しかなかった。ただ、武者小路実篤の美しい村づくりなどと同様に、都市化や近代化に歯止めをかける運動の先駆けというイメージがあり、一度 . . . 本文を読む
このブログで予告情報を始めてだします(これまでは事後情報でした)。地域づくりにご関心がある方は、下記にいらしてください!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎第69回「ローカルデザイン研究会」のお知らせ■日 時:2009年7月10日(金)18:30~21:00■ゲスト:白井信雄氏(しらい のぶお) プレック研究所持続可能環境・社会研究センター長■テーマ:「 . . . 本文を読む
「現代の芸術には、\"環境芸術\"と呼ばれる新しい試みが現れている。これは絵画や彫刻のほか、音や光、さらには日常的な物体なども素材として、環境の中において芸術を作ろうとする動きといえよう。これには2つの方向が認められる。1つが環境の芸術化であり、従来美術館で展示し、ホールや劇場で上演されていた芸術を環境の中に解放し、環境の一環として位置付けようとする方向である。(中略)もう1つの方向は、環境の芸術化であり、もともと芸術とは無縁である種々の環境を芸術たらしめるものである。」
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