サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

「風の学舎」

2009年09月02日 | 講義・講演
写真:風の学舎より望む飯田市街地(手前は天竜川)


信州大学の環境コミュニティ・ビジネス論の仕上げは、風の学舎でのビジネスモデル立案・ワークショップだ。

参加者は、信州大学の受講生4名(工学部博士課程2名、経営大学院2名)と飯田市の地球温暖化対策課長、エコツーリズム担当、南信州おひさま進歩(株)社長の3名。

会場とした「風の学舎」を運営するNPOの事務局長ほか2名も、参加していただいた。

1日めは、飯田市の4名による飯田市の概況、環境政策、市民共同発電、エコツーリズムについて、レクチャーをしてもらった。

夜の楽しい宴会を挟み、受講生には、飯田市の地域資源、社会関係資本、社会ニーズなどを踏まえたビジネスアイディアを検討してもらった。

2日め。2つの班に分かれ、都市部と農山村部の各々におけるビジネスモデルを具体化してもらった。

3枚のワークシートを使った、環境コミュニティ・ビジネスの立案ワークショップは、上手く出来たと思う。あくまで講義の実習としての出来ではあるが、十分な知識と議論の時間をかければ、実践に使うことも可能だろう。

あっという間の2日間だったが、
参加していただいた飯田市の講師陣の方々のおかげで、とても贅沢な時間を過ごすことができた。

「風の学舎」は、ゼロエネルギーのモデルハウスでもある。飯田市街地を天竜川向こうに見る眺めを、昼、夜、朝と味わうこともでき、これまた贅沢な気分だった。

ありがとうございました!




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