
豊平公園の木立の中を歩くのが大好きです。空気が光りと緑で染まっています。
公園の片隅に水琴窟があります。
地中から差し出された竹筒に耳を寄せてしばし待っていると遥か地の底から微かなきーん、こーんと言う音が響いてきます。
小鳥の歌や木々のざわめきとはまったく違う世界からの不思議な調べです。
耳元に届けられるゆっくりとした間のある響きはせっかちな現代人にはもどかしく感じられるかも知れません。
水琴窟⇒地中に伏せ瓶を埋めて空洞をつくり、つくばいや手水鉢など地上の流水が染み込んで水滴となり、粘土で固められた瓶の底に落ちた時、その音がこの空洞に響いて美しい音色を奏でるように仕掛けられたもの。
小堀遠州が最初に手掛けたとも言われている。
なんと風流な仕掛けなのでしょうか。和の心がここには生きています。
≪ S.Y≫
公園の片隅に水琴窟があります。
地中から差し出された竹筒に耳を寄せてしばし待っていると遥か地の底から微かなきーん、こーんと言う音が響いてきます。
小鳥の歌や木々のざわめきとはまったく違う世界からの不思議な調べです。
耳元に届けられるゆっくりとした間のある響きはせっかちな現代人にはもどかしく感じられるかも知れません。
水琴窟⇒地中に伏せ瓶を埋めて空洞をつくり、つくばいや手水鉢など地上の流水が染み込んで水滴となり、粘土で固められた瓶の底に落ちた時、その音がこの空洞に響いて美しい音色を奏でるように仕掛けられたもの。
小堀遠州が最初に手掛けたとも言われている。
なんと風流な仕掛けなのでしょうか。和の心がここには生きています。
≪ S.Y≫