商工会議所青年部時代の後輩田岡くんが、昨日買い物に寄ってくれて「焼き損じですけど、良かったら食べます?」と。
喜んでいただく。
母にお裾分けすると「田岡さんねえ、青色申告会でよぉ会いよったんよ」と、懐かしそうだ。
勿論、それは先代のこと。
言わずと知れた、新居浜銘菓の甘い煎餅。
数十年ぶりに食べた。
美味い、手と口が止まらない。
参ったなあ、食い過ぎそうだ。
そこへ、ふっと小学生時代の舌の記憶が蘇ってきた。
冬の昼下がり、学校から帰宅して、夕食までの時間。
灯油ストーブの上でチンチン沸騰しているヤカン。
その注ぎ口から噴き出している蒸気にそれを当てて柔らかくすると、また食感が変わって楽しかった。
若干甘みが増し、洋風に変身したように思う。
たまに、この素朴な甘い煎餅も良い。
残ってほしい名物だ。
ありがとう、田岡くん、今度はお金を出して買うよ・・・
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