鬼怒川温泉

元東京中央電報局 I部係長有志の会が、毎年３月の第２火曜日に恒例で行っている
鬼怒川温泉旅行 に参加してきました。

白爺は、この部の係長でもないのに、資格審査に合格したから入れといわれて、
もう２０年以上続ずけている旅行です。

浅草から東武鉄道に乗って行くのですが、少し早く浅草に着いてしまったので、
久しぶりに浅草寺をお参りしてきました。



仲見世は外国の観光客で結構賑わっていました。
久しぶりに門前町を歩いていたら、白爺の親父が青春時代を謳歌していたと
自慢していた、神谷バーの前を通りました。

隅田川の吾妻橋を渡った所に、アサヒビールの本社ビルにある雲？が見えました。
「アサヒビールは、今度中国で農業法人を立ち上げる」と先日新聞に出ていましたが、
孫悟空の雲も、いよいよ中国の空へ向かうか？　 　と思いながら白爺は眺めてきました。　



東武鉄道のホームには、鬼怒川温泉ゆきの「特急きぬ」が止まっていました。
白爺は、この列車を横目で見ながら、
隣のホームに入っている、快速会津田島行の電車に乗りました。　

車両には既に友人が乗り込んでいて、桝席を確保していてくれました。
特急に乗らない理由　
「特急では早く着きすぎて、久しぶりに会う友人との話が終わらない」
ということですが、これは建て前で本当は特急料金を缶ビールに変えるためです。

　　　　　　　　　　　　　


1時間で着くところを2時間かけ　飲み食い語ったので、少々疲れた頃に鬼怒川公園駅に到着しました。
各自がゴミを持って降りたのですが、ゴミ箱が見つからなくて苦労しました。

宿泊は、駅に近い「花の宿・松や」というホテルです。




最初に幹事をしたOBが、このホテルのオーナーと兵隊時代の戦友であったということで、
会の発足当時から「毎年3月第2火曜日に利用する」と言うことになっているのだそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


このホテルは、竹久夢二がよく利用したところだそうで、
「婦人クラブ」に載っていたような画が、沢山飾られています。

　余談”
　竹久夢二は、日本中どこの温泉にも常連客と書いてあるが、何故？　



フロント横の畳座敷には、大きなお雛様がまだ飾られていました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廊下にも沢山の人形が飾られていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


温泉の湯船は、毎年来ていても飽きることなく、満足しています。


　　　　　　　　　　　部屋から眺める中庭の景色も美しいですよ。

昨夜の寝不足を補うために、今朝は一人抜け出して、特急のロマンスシートで熟睡しながら東京に帰ってきました。
車窓から眺めた田園風景は、すっかり春の景色になっていました。