
鬼怒川温泉の歴史あるホテル「花の宿 松や」が東京中央電報局OB会の懇親会場になっています。
昔この宿のオーナーと電報局の局員が戦友の間柄だったので、戦後この宿で懇親会を開くことになったそうです。
部屋から見た中庭ですが、錦鯉が泳いでいる池の先には鬼怒川の渓流が流れていて、一幅の絵画のような景色が眺められました。
このホテルは館内のいたるところに竹下夢二の面影が漂っていて、エレベーターのドアにも夢二の絵が描かれています。
大正浪漫の趣の中で、電報局のOB会は幕が開きました。
白爺は、昨年からOB会の会長を仰せつかっているので、何もしないが口だけは達者に動かしてきました。
昔神田駅ガード下の居酒屋で鍛え上げたつわものが集まっているので、徳利の数は歳の数に比例して少なくなるだろうと思った幹事の予想を、大きく狂わせてくれました。
毎年ご婦人の参加が多いのですが、足を痛めたとか腰を痛めたとかの理由で今年は淋しい数になりました。
幹事仲間では、「来年は勧誘に力を入れよう」と申し合わせをしています。
先ずお酌はご婦人から?
否 来年のための根回しです。 (ホント!)
宴たけなわになるとカラオケが始ります。
大利根月夜のメロディが流れてくると、お盆を片手の股旅振り付けと共に名調子が流れてきました。
カラオケ時間が終了すると、幹事の部屋で二次会が始りました。
誰かの差し入れで「にごり酒」が出てきましたが、これは美味いとまたまた杯を重ねてきました。
歳を聞くと平均75歳に近いのですが、アルコールが入ると30歳は若くなるようでした。
30余名の方々に発送するのも大変なお仕事ですね!!
ありがとうございます。
OB会では、ほとんどの方々が一回りも上の方々でしたが
どの顔もどの顔も懐かしく、お酒も話も弾んでしまいました!!
帰りは幹事の根元先輩を新栃木まで送って行きました。
道中の車内で昔懐かしい話も出て、中電はやはり
強者の集まりだったんだなぁと再認識した次第です!!
また来年もよろしくお願いします。
暖かくなってきましたが気をゆるめないで
どうかご自愛なさってください。