わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

そして、LA観光

2012-08-10 | 旅行
 そして成田からロスアンゼルスへと帰途についたのですが、成田発のデルタ便は、飛行機は古くてボロいし(背凭れが倒れなかった!)、スチュワーデスも、羽田行きの便とは格段落ちる無愛想オバチャン軍団で、お手洗いが水浸しになっていても放置。羽田便はANAとのコードシェア便、成田便はベトナム航空でしたが、この辺が違いの原因?
 しかし、わにこの遊び呆けの日々は、ここで終わったわけではありませんでした。お友達がLAを訪ねることとなり、日本の後は地元で遊ぶ!日本旅行に続いて、普段は余りしない外食や、滅多に行かないショーやツアーに散財したんで、貯蓄が悲しいっす。楽しみすぎた報いとして、ここんとこずっと極貧節約生活だわさ~

 ともあれ、LAでの行き先はお任せとの事だったので、映画好きな友人のために私が組んでみたLA観光ルートは、以下のとおり。喜んでもらえてれば嬉しいですけど、実は、ハシャいでたのは私だけだったかも…orz

第一日目
 LA到着。
 この日のお昼はインド料理店でバッフェ、夜はメキシコ料理と、多民族の街LAらしく(?)インターナショナルに。実は、この日のメインイベントは、ご近所のトレーダー・ジョーで日常品+おみやげ用エコバッグのお買い物でした。息子たちが生まれた時に、お手伝いに来てくれた母は、アメリカのスーパーの大きさや売っている物の違いが一番印象に残っているそうです。私も、他所の国に行くと、スーパーがあれば必ず覗きます。店に並ぶ商品の半分が一体何だか謎でも、そこがまた面白いし、現地のお菓子を選ぶのも楽しい。たとえ中身がトンデモだったとしても、空箱が自分用のお土産になる。でも、これって実は、主婦的感覚かな?

第二日目
 マリブのゲティー・ヴィラで、リアル「テルマエロマエ」の世界に浸ります。入場料は無料だけど、予約と駐車場代$15が必要。公共交通で行ける場所にはないので、実質これが入場料のようなものです。だから、ミニバンか何かで大人数でいくとお得。ヴィラ内で古代ギリシア・ローマの美術を堪能した後は、粋なアートグッズや書籍の揃う売店をチェック。ここのカフェテリアも美味しくて、お値段もそこそこ。パティオ席は、海を見晴らせて、とても良い雰囲気。大好き
 風光明媚なPCHを下って、近年、改装再オープンしておっしゃれ~になったショッピングモール、サンタモニカ・プレイスへ。映画「ラブアゲイン」で、ライアン・ゴズリングがナンパしてたモールだけど、今後も、LA舞台の映画にはよく出てきそうな場所です。ここって、改装前は無料で車を停められるハラショー・スポットだったんだけど、改装後は駐車料金を取られるようになっちゃった。でも、未だにサンタモニカ観光には便利で、比較的安価なパーキングです。
 ともあれ、ここを拠点に、アメリカン・ブランドが勢揃いのサードストリート・プロムナードと、ハリウッド映画ではお馴染みの、サンタモニカのピアへ。ここはまた、ルート66の終点でもあります。「ルート66、ここで終わり」のサイン、映画「スティング」に出てきた回転木馬、そしてピア横のボードウォークで、ピアノ遊園地内の観覧車を背景にした写真は、押さえときたいよね。
 夕方からは、地元・レドンドビーチのピアへ。アメリカ~ンなピザと、日本人経営のアイスクリームスタンドで抹茶ソフトクリームを買い、ペリカンの歩くピアを散策。ドラマ「OC」の撮影スポットはここ、そして、南に広がるレドンドの海岸は、やはりTVドラマの「Bay Watch」の撮影にも使われた場所です。

第三日目
 ダウンタウンへ。チャイナタウンの飲茶の有名店、バンブープラザ内のエンペレス・パビリオンでお昼。ここは正直、私には味が濃すぎて苦手なんだけど、手頃な値段と種類の豊富さで人気のあるお店です。「地球の歩き方」でも紹介されてるよ。腹ごなしに、キッチュな魅力のセントラルプラザや、ジャッキー・チェン映画でお馴染みの路地なんぞを散歩。車で、ハリウッド映画の銃撃戦のメッカ(爆)、市庁舎前の道を過ぎて、リトルトーキョーをひやかし、路駐が出来れば、数々の映画に登場したブラッドベリ・ビルディングを覗くもよし。
 ダウンタウンを一通り運転した後は、高速に乗って、一気にサン・ペドロへ。映画「ユージュアル・サスペクツ」の悪巧みの舞台、韓国友好の鐘へ。船が燃えてたロスアンゼルス港も一望できます。この日のディナーは、わにが料理。メニューは、スパイシー・ソーセージのパスタとカプレーゼ、新鮮なフルーツのスムージーです。お気に召してもらえたかな??

第四日目
 ハリウッド映画ファンなら外せない、聖地ハリウッドへ。チャイニーズ・シアター前で、お気に入りスターの手形・足形との記念撮影はデフォ。チャイニーズ・シアターで映画を見なくとも(なぜか、この劇場でやってる映画はいつもショボい)、$13のツアーでシアターの中を見ることが出来ます。ここは世界中で一番、映画のプレミアが多く行われる劇場なんだそうで、先日は「ダークナイト・ライジング」のプレミアがあったそうな。ガイド役の兄ちゃんによると、バットマン役の男優さんは、びっくりするほど背が低かったらしいです。この位だった、って手で示してくれたけど、170cmもないくらい?クリスチャン・ベールじゃなくて誰か他の人の事と聞き違えたかと思って聞き返したくらい。すると、「ダークナイト」シリーズでは、かなりの映像マジックが使われているのかなぁ?

 観光地ではむしろ、臆面なく観光客として楽しんだほうが絶対楽しい!ガイドさんに、どこから来たのかを聞かれたから、サウスベイだって答えたら、怪訝そうに「最近、越して来た?」って聞き返されたけど、それだけ私は臆面もなく「いかにも観光客~」的な態度だったのかもw お土産にオスカー像のレプリカを買ったら、ハリウッド&ハイランドで、ちょっと豪華なプリショー・ディナー。もちろん、ハリウッド・サインとの記念撮影も押さえておきます。アカデミー賞授賞式が行われる、コダック・シアター改めドルビー・シアター(ホームページのアドレスがKODAKのままなのが哀れを誘う)で、映画の創世記を舞台にしたシルクドゥソレイユのLA常設公演。「アイリス」を観劇。結構いい席を張りこんだので、来年のオスカーがここで開かれたら、テレビ中継を見ながら、「あの辺に座ったぜ、でへへ…」と、一人ニヤつく予定。


撮影自由なお土産屋さん


ハリウッド土産といえば、オスカー像。オスカー饅頭やオスカークッキーはまだない


コダック・シアター改めドルビーシアター


第五日目
 ホエールウォッチング。ロングビーチから出港する船で、二時間半のクルーズへ。ミンク鯨も、シロナガスクジラも、イルカの群れも、アザラシ親子にも遭遇できたよ!かなり感動した。海に出た後はやっぱりシーフードといきたいので、映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたシーフードレストラン、ババ・ガンプ・シュリンプでディナー。チェーン店だから油断してたら、結構、ええ値段やった…

第六日目
 カルバーシティーにあるソニー・スタジオで、ツアーに参加。映画でお馴染みの街並みや実際に使用中のクイズ番組セット、音響効果を録音するスタジオ、そして多くのハリウッド映画の名曲が録音されたサウンド・スタジオ等に実際に入ることのできる、映画に興味がある人なら外せないツアーです 撮影禁止ですが、コロンビアが取った最優秀映画賞の、12の本物オスカー像も拝めます。ツアー参加料35ドルに、予約手数料2ドルがかかりますが、お土産にブルースクリーン前で撮った写真、プラスティック製のツアーパスがもらえ、売店では社員割引価格で特製グッズを購入できます。スタジオ内で働く人に、いかにも!ユダヤ人な人達が多かったのが、やけに印象に残った。ディナーは、回転寿司のくら寿司で。ついでにウケ狙いで、こっちの日系スーパーやBook Off、ダイソーにも行ってみました。


いろいろな映画メモラビアが飾られたソニープラザのロビーは、誰でも利用可。


少し変えては、色々な撮影に利用されているメインストリート


スタジオ


第七日目
 ロスアンゼルスにしかないファミレス・チェーンの、NORMSで、がっちりアメリカンな朝ごはんの後、空港へ お疲れ様でした~m(__)m
 

ブログランキングならblogram
浮かれて釣られて、はい、ポッチv