私は地震がこわい

　暑いです。ここ１週間ほど、ずっと暑い日が続いて、すっかりバテております。座っているだけで汗がダラダラ流れる日本の蒸し暑さに比べれば、この程度で文句を言っては鉄拳制裁をモノですが、それでも、暑いとしか言葉が出ないのです。この辺でクーラーの付いている家が稀なのは、通常、一年を通してクーラーなんて必要ない気候だから。当然、我家にもクーラーはないし、うちは西向きで海からの潮風が吹込み、真夏でも日が暮れた後は肌寒い程なのですが、ここ数日は風もなく、夜になっても熱気がこもって寝苦しい。日本で仕入れた手ぬぐいにアイスノンを仕込んで、首に巻いて凌いでいます。

　しかも、ここんとこ、南カリフォルニアは地震続き。日本にいる３週間、地震には一度も遭遇せず、珍しいこともあるものね、と、思っていたのですが、カリフォルニアに帰ってきてから、もう３度くらい揺れを感じました。今朝の地震はマグニチュード3.5と大きくはなかったけど、震源地が近くの断層で、しかも地下５マイル（8km強）と浅いのがイヤン。前回のロサンゼルス（ノースリッジ）大地震は衝上断層によるもので、震源は地下14.6キロでした。それ以来、18年たつし、そろそろ次が来るなんて言う人もいて、戦々恐々ですよ！

　地震といえば、イランの北西部で、マグニチュード６超えの大きな地震があり、多くの被害者も出ているようです。日本ではお盆休みの最中ですが、先の東北大震災の際に受けた各国からの支援や励ましに応えるためにも、一流国としての威信と責任のためにも、速やかに援助の手筈を整え、救援物資と可能であれば自衛隊の派遣を行なって欲しい。ウィキペディアで調べると、日本は過去にも、2003年に自衛隊を派遣した実績がありますし、野田総理はこういう時こそ働かねば。とはいえ実際には、イランはテロ国家に指名されて国際経済制裁対象なので、アメリカ様の態度を伺ってから…なんてことになるのでしょうか？でも、アメリカはオリンピックで浮かれてるし、共和党だ副大統領候補が指名されて、政治家たちも頭の中はそっちで一杯でしょう。しかも、海外派遣は要請がないと送れない。イラン政府が、経済制裁とこれとは別と、迅速にお湯性を出してくれれば良いのですが…　災害直後は時間が勝負。まだまだ、今なら救出できる人も多いのではないでしょうか？土砂に埋もれて、来ない助けを待ちながら、ゆっくりと死に至るなんて最低だよぉ！イラン政府には、即刻に国際社会に救援を要請して欲しいし、日本はその時には、一番乗りになるつもりで駆けつけて欲しい。自分ちが地震の多い国だから、できることも多いはずだし、ノウハウだって豊かなはず。

　それにしても、また11日か…　不思議な偶然ですよね。実はうちの上息子の誕生日も11日なんですが。


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