港町のサン・ペドロ市は、ロスアンゼルスの中心や、ハリウッドなどの観光地から離れているので、あまり名は知られていませんが、多くの映画の舞台であり、クルーズ船の発着港、古い町並みを遺すダウンタウン、魚市場に隣接した新鮮なシーフードが食べられるレストラン街と、実は隠れた名所です。サン・ペドロ市は、つい最近、もっと近辺からの買い物客を呼び込もうと、路上駐車のメーターを除去して、路駐無料になったので、益々訪ね易くなったところ。古い街だから老朽化した小さな家も多く残っているので、海を見下ろす不動産でも、お隣のパロスバーデスよりもずっと安価です。投資にも狙い目の街だと思っているので、お金があったら、小さな庭付きの古い家を買って暮らしたい…けど、先立つモノが全く無いっす…orz
さて、このサン・ペドロ市は今週末、Navy Days(海軍の日)というイベントを行なっており、市内のロスアンゼルス港に現役バトルシップが寄港中。その一般公開が行われています。見学は無料ですが、人数が限られているので、前もって予約が必要です。たまたま地元新聞サイトでこの事を知って、木曜日に予約申込みをしましたが、翌日の同サイトでは、既に定数に達して予約締め切りの記事が出ていましたから、ラッキーでしたv
見学したのは、2008年に進水したばかりの最新鋭ミサイル駆逐艦、USS Wayne E. Meyer(ウェイン E.マイヤー)。水兵さんをガイドに、20人程度のグループでツアーに参加します。乗り込む前には、ハワイの真珠湾攻撃を生き残り、原爆実験の標的となったり、映画「トラ!トラ!トラ!」ではしょっぱなに爆撃されたりと活躍したものの、海没処分となった第二次世界大戦の戦艦、USS ネバダの模型を前に、退役軍人さん達が募金集め。USSマイヤーの後ろには、博物館として公開されているUSSアイオワが停留しており、3代の戦艦が並んだ形。
ところで、映画「トラ!トラ!トラ!」で日本側の航空母艦を「演じた」のは、第二次世界大戦中は日本軍に灰色の幽霊と恐れられたという、USSレキシントン、別名、レイディー・レックス。今は引退して、テキサス州コープス・クリスティーの港で博物館として公開されています。息子たちは、テキサスに住んでいた頃、YMCAのプログラムでこのLady Lexでお泊りしたことがありますが、数々の攻撃を生き伸びたのに、原爆ぶっつけられて、挙げ句の果てには沈められたネバダに比べれば、子供たちが走り回るレックス婆ちゃんは随分と良い余生に思えますが、ネバダ的には海の底で静かな余生も悪くないのかしら…
ネバダの模型に座っていたマスコットのくまさん。
USSマイヤー。手前がガイドしてくれた水兵さん。
博物館になった、USSアイオワ
ずらりと並んだ海軍の皆さんに迎えられつつ乗船。なんか緊張するじょ。デッキから食堂、士官の個室(狭い)、作戦室(Wiiがあった)に続いては、司令室(コマンド)も見学できました(ここは撮影禁止)。この艦のメインは、AN/SPY-1という多機能レーダー。だから、そのレーダーも司令するコマンドを一般公開とは、なかなか太っ腹ではないでしょうか。しかも、結構自由に見て回れました。その後、ブリッジを経て(コーヒーマシンがあった。豆はスターバックスでした)、ミサイル撃つ真似したり、スコープを覗いたり。最後に甲板に出て記念撮影。
艦長席と若息子
すっかりキャプテン気分
上息子が覗いているのは標的との距離を測るスコープ
若息子とマシンガン(ぎゃー!)
実際に稼働中の戦艦ですから、大きな機関銃を構えた迷彩服の兵隊さんや、白い制服がかっこいい士官も沢山行き来しています。海軍の白い制服って、特にカッコイイよね。大きな迎撃ミサイル発射機の横に「全ての銃器は危険なので、取扱には注意しましょう」の注意書きがあったのが、なんか笑った。うっかりミサイル撃たないようにね。ツアー参加者は、小学生くらいの男の子から、お年寄り夫妻まで、老若男女様々でしたが、大型銃撃機の前で「これが、Call of Dutyに登場する対空機関銃で…って、説明があったときは「?」な人が多くて、説明役の人はちょっとバツ悪そうに「ゲームです」って付け加えてました。約1時間半のツアー、ガイド役の水兵さんの話術も巧みで、とても楽しかったです。来年もNavy Daysのスケジュールをチェックして、また参加したいな
さて、このサン・ペドロ市は今週末、Navy Days(海軍の日)というイベントを行なっており、市内のロスアンゼルス港に現役バトルシップが寄港中。その一般公開が行われています。見学は無料ですが、人数が限られているので、前もって予約が必要です。たまたま地元新聞サイトでこの事を知って、木曜日に予約申込みをしましたが、翌日の同サイトでは、既に定数に達して予約締め切りの記事が出ていましたから、ラッキーでしたv
見学したのは、2008年に進水したばかりの最新鋭ミサイル駆逐艦、USS Wayne E. Meyer(ウェイン E.マイヤー)。水兵さんをガイドに、20人程度のグループでツアーに参加します。乗り込む前には、ハワイの真珠湾攻撃を生き残り、原爆実験の標的となったり、映画「トラ!トラ!トラ!」ではしょっぱなに爆撃されたりと活躍したものの、海没処分となった第二次世界大戦の戦艦、USS ネバダの模型を前に、退役軍人さん達が募金集め。USSマイヤーの後ろには、博物館として公開されているUSSアイオワが停留しており、3代の戦艦が並んだ形。
ところで、映画「トラ!トラ!トラ!」で日本側の航空母艦を「演じた」のは、第二次世界大戦中は日本軍に灰色の幽霊と恐れられたという、USSレキシントン、別名、レイディー・レックス。今は引退して、テキサス州コープス・クリスティーの港で博物館として公開されています。息子たちは、テキサスに住んでいた頃、YMCAのプログラムでこのLady Lexでお泊りしたことがありますが、数々の攻撃を生き伸びたのに、原爆ぶっつけられて、挙げ句の果てには沈められたネバダに比べれば、子供たちが走り回るレックス婆ちゃんは随分と良い余生に思えますが、ネバダ的には海の底で静かな余生も悪くないのかしら…
ネバダの模型に座っていたマスコットのくまさん。
USSマイヤー。手前がガイドしてくれた水兵さん。
博物館になった、USSアイオワ
ずらりと並んだ海軍の皆さんに迎えられつつ乗船。なんか緊張するじょ。デッキから食堂、士官の個室(狭い)、作戦室(Wiiがあった)に続いては、司令室(コマンド)も見学できました(ここは撮影禁止)。この艦のメインは、AN/SPY-1という多機能レーダー。だから、そのレーダーも司令するコマンドを一般公開とは、なかなか太っ腹ではないでしょうか。しかも、結構自由に見て回れました。その後、ブリッジを経て(コーヒーマシンがあった。豆はスターバックスでした)、ミサイル撃つ真似したり、スコープを覗いたり。最後に甲板に出て記念撮影。
艦長席と若息子
すっかりキャプテン気分
上息子が覗いているのは標的との距離を測るスコープ
若息子とマシンガン(ぎゃー!)
実際に稼働中の戦艦ですから、大きな機関銃を構えた迷彩服の兵隊さんや、白い制服がかっこいい士官も沢山行き来しています。海軍の白い制服って、特にカッコイイよね。大きな迎撃ミサイル発射機の横に「全ての銃器は危険なので、取扱には注意しましょう」の注意書きがあったのが、なんか笑った。うっかりミサイル撃たないようにね。ツアー参加者は、小学生くらいの男の子から、お年寄り夫妻まで、老若男女様々でしたが、大型銃撃機の前で「これが、Call of Dutyに登場する対空機関銃で…って、説明があったときは「?」な人が多くて、説明役の人はちょっとバツ悪そうに「ゲームです」って付け加えてました。約1時間半のツアー、ガイド役の水兵さんの話術も巧みで、とても楽しかったです。来年もNavy Daysのスケジュールをチェックして、また参加したいな