わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

LAの濁り

2012-11-20 | 日記
 ちょっと用事があって、ダウンタウンへ行きました。学校お休みで暇してる息子たちも強制的に連れて行く。だって、放置してると、一日中PCに向かって遊んでるんだもん。LAのダウンタウンは、きっちりとスーツを着込んだ人々の行き交う近代的なビルの真横がホームレスのたむろする公園だったり、市庁舎のある通りや、バンカーズヒルのビル街のような整備された場所の一本次の道は混沌として、大声で喚いている人が道で転がっていたりする。ピンポイントで都会だけど、それ以外はカバンをしっかり抱えて、周囲に気をつけながら歩かなきゃいけない。

 ジュリアーニが市長に就任する前の、1980年代のマンハッタンでも、ここまで酷くなかったと思うのですが。こんなだから、ダウンタウンへ行くと、無駄に疲れてしまいます。目的の場所は警備員がエレベーター毎に立ってるビルでも、路駐のために一本横の裏道に停めたら、通行人が全くいなくて不穏な感じだったり。

 近年は、高層アパートが建ち始め、子供の居ない若いプロフェッショナルを中心に、ダウンタウンに住む人達も増えてきました。ダウンタウン付近の高速は常時渋滞、ラッシュ時にダウンタウンへ向かう道は毎日ノロノロ運転、しかも高速を降りてからも道はごちゃごちゃですから、職場がダウンタウンにあるのなら、そこに住むのは納得の選択でしょう。住民が増えて少しづつ浄化されていけば良いのでしょうが、ダウンタウン内、リトルトーキョーの真横には、先進国内最大のドヤ街スキッド・ロウもあり、実際にLAダウンタウンの完全浄化は難しいかと思います。

 西成のドヤ街に行ったことはないので比較はできませんが、イメージとしては西成のドヤ街はおっさん中心なのに比べ、スキッド・ロウには女性や子供連れも珍しくはありません。ここ数年の不景気で、家族連れでここに流れ着く人たちも増えたそうです。麻薬中毒やアル中のみならず、精神病患者も多い。LA市は昼間に彼らが路上にテントを張るのを規制したり、郡衛生局が一斉清掃を実施したりしていますが、ここに住む7~8,000人のホームレスの人達の行き場を作らなければ、何の解決にもなりません。不景気の続く今の状況では、90年代ジュリアーニ下のNYCのような浄化は望めそうにありません。

 LAのいやんなところは、この地域だけを避ければ安全というわけでもないところで、先月に私がダウンタウンに来た時の記事の通り、街の真ん中の公園がトイレ臭かったりし、商業街の路上でいかにも盗品な商品を売ってたりします。ダウンタウンのみならず、ハリウッドやメルローズのような観光地も同じで、古臭さと薄汚れた感じが抜けない。南カリフォルニアには陽光が溢れ、高いクルマが普通に道を走り、豪邸もたくさん建っている。華やかなイメージなのに、街にはどこか薄汚さが感じられる。例えロデオ・ドライブを歩いていても、サンタモニカの盛り場にいようとも、ベバリーヒルズの豪邸街をドライブしていようが、清々しさを感じたことはないように思います。なぜなんだろう?空気が公害で濁っているからなのかしら?

でも、この地の便利さと気候は最高だと思う

バトル・ロワイヤル

2012-11-19 | 映画・ドラマ・本
 なぜか地元の図書館に、4ディスク組完全版たる、妙に気合の入ったセットがあったので借りてきました。このセットね。アメリカでは、「ハンガー・ゲーム」の公開に合わせてDVDが発売されたそうです。子供同士の殺し合いの果てに、彼らが自分たちを過酷なサバイバルゲームに無理やり追い込んだ大人たち(政府・体勢)に対抗し、ゲリラとなって戦うというプロットは、確かに似てるかな。ちなみにこの完全版、一作目の劇場版と特別版、バトル。ロワイヤル2にボーナス・ディスクがセットになっています。

 まずは、バトル・ロワイヤル特別版を観ました。映画を見るのは初めてですが、何しろ有名な作品なので、内容は当然、必要以上に知っていました。バトロワ耳年増で、誰が生き残るかとか知ってたのは、自分的にちょっと残念だけど、まぁ結末は自明かな。ほとんどの子が、とても中学3年制には見えないのは、ま、戦闘アニメで十代の主人公たちが実年齢に見えることは稀なのと同じでしょう。白鳥のジュンさん16歳とか(はぁ?)、ブライトさん19歳とか(えーっ?!)。

 私のお気に入りは、悪女のみつこさん。光子さん役の柴咲コウさん、美しいです。私がクエンティン・タランティーノだったら、栗山千明さんより、柴崎コウさんをスカウトしたな。千明ちゃんも綺麗だけどね。ですが、あれだけ多くの登場人物の中で、さっさとお亡くなりになる半数以外の、残りのキャラクターにはちゃんと短い中で人物付けがされているのは、原作がしっかりしているせいかと思います。それにしても、美男美女の多いクラスでしたね。

 そして、バトル・ロワイヤル2。こういう映画は、突っ込んだら負けなんでしょう。前作の生き残り、七原秋也さんが厨二病を大層こじらせてしまいました、って、お話。七原さんだけならいいけど、どうやらお父さん亡き後、監督を受け継いだ息子さんの深作健太さんも厨二病をこじらせていたようです。一作目でも存在感のあった北野武が、こちらでもホンの1シーンの登場なのに実に良かった。さすがは世界のキタノですね。いっそ、監督もすればよかったのに。 

 ところで原作者の高見広春さんは、「バトル・ロワイヤル」を書いた後は著作がないのですね。一作で十分に稼いだから後は悠々自適なのか、単なる一発屋さんだったのか?デビュー作が社会現象になってしまうほど大きかったので、二作目を生み出すのは本人にとっても難しいのでしょう。それに、バトロワ・ブランドで、派生作品を出していけば、十分に儲かるでしょうしね。とにかく、私も中学二年生の時に、原作が読みたかったなと思った一作でした。中2の私は、きっと三村くんに惚れただろうと思うw



モンティ・パイソン「人生狂騒曲」の「全ての精子は尊い」歌いたくなった

感謝祭→教育予算→米選挙→中東→日本の選挙

2012-11-18 | 時の話題
昨日の雨のせいか、日が暮れると随分と冷え込み、コタツで白菜鍋が幸せです。しかし息子、肉だけ選んで食べるな!

 息子たちの学校は、木曜日の感謝祭を控えて、今週一杯ずっとお休みです。感謝祭はアメリカでは家族で集う日なので、遠くに住む親族の家も訪ねられるようにとの配慮なのでしょうが、土・日も含めると、実に9日間の連休です。とはいえ親は仕事もあるし、年末を前に忙しい時期に、長期の休みを取れる家族は少ないでしょう。子供がまだ小さい共稼ぎ家庭は、学外保育やベビーシッター等、余計な支出を強いられます。実は、学期の途中だというのに急に長い休みが入るのも、予算が厳しい折、学校の開いている日を減らすため。これはカリフォルニア州だけではなく、全米における傾向です。資金逼迫の所為で義務教育の就学日が削られる事態にあるのに、これ以上、教育費を減らそうとしていた大統領候補に投票した人が沢山いたのは、やっぱり驚きます。自分たちの税金が低ければ、次世代の教育なんかどうでもいいのでしょうか?

 ともあれ、オバマが勝利してアメリカは一安心なのですが、財政の崖とイスラエル・パレスティナ問題が目前に立ちはだかっている。現在、アジア歴訪中のオバマ大統領が、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を、「ミサイルの雨を降らされて黙っている国は地球上にない」として、イスラエル攻撃を全面支持したのには失望しました。それを言うなら、パレスティナ側じゃなくって、イスラエルに言うべきだろって。先にミサイル飛ばしたのはパレスティナだとは言うけど、元々は、今月初めにイスラエル軍が少年を射殺したことに対する報復。だから、どっちが先に手を出したかというのは、見解の別れるところですが、アメリカじゃ当然、イスラエル側の肩を持つ報道ばかり。

 でも、イスラエルはパレスティナに圧政を押付け、強制退去等を行い、ガザ住民を虐待しているのは既に世界中が周知だし、今回の騒ぎでも、被害者数だって圧倒的にパレスティナの方が多い。ま、イスラエルの迎撃システムすげー、ではあるのですが、嫌がらせのロケット弾に対する迎撃のために、むしろイスラエル側のほうが経済的な負担は大きいのではないか、と、ラジオで聞きかじりました。もとより捨て身のハマス側としては、この攻撃の意味は相手側に経済的打撃を与えるため?ハマスのロケット弾はイラン製だそうですが、これがイランへの介入の言掛りになるということはあり得るでしょうか?でも、オバマ政権は一度はネタニヤフとは袂を分けています。ネタニヤフはロムニー支持を公言していましたし。

 むしろ、二期目のオバマが本気でイランとの和平会談に乗り出し、かねてより問題になっている核兵器製造疑惑が晴れたとしたら?むしろ、イスラエルへの包囲網が狭まっちゃうんでは。イスラエルは来年早々に総選挙を控えていますが、この時期に勃発したこの紛争が、来年度の中東問題の動きにどう影響をおよぼすのか、興味深いところですが、もっと気になるのは、もし、オバマがイランと和解すれば、その背後にあるロシア、兼ねては中国にも接近する可能性があること。これは、日本にとっては一大事なんじゃ?!

 今の民主党政権は一体、中国を敵視してるんだか、擦り寄ってるんだか良くわからない外交政策を取っています。アメリカに対しても従属維持してるんだか離れよとしてるんだか解らない。要は、芯が通ってないんでフラフラしているように思えます。アメリカ側も、日本をスネ夫的太鼓持ちとして扱うべきなのか、のび太のくせに生意気って態度に出るべきなのか、判断付きかねているのではないかと思う。ただし、オバマ政権が一貫して日本の民主党を軽視していたのは、過去のサミット等での首相の扱われ方や、今回アジアを歴訪しながら日本は素通りだったり、当選後、野田首相には電話が来なかったりで明らか。

 そこで、この難しい時期に日本としても、世界でも存在感を示せるリーダーと、外交に通じたバックボーンを出したいものですが…マジ、思いつかんわー、そんな人材…orz



在米邦人選挙は12月5-9日です。それまでに心を決めなくちゃ…

雨の土曜日にアリエッティ

2012-11-17 | 映画・ドラマ・本
 今日は午後中、雨が降ったり止んだりでした。だから何?と言われそうですが、そんなに雨の降らない地域なので、大雨がザンザン降ってくると、なんとなくウキウキするのですよ。おー、雨だ、雨だー、って。ところで、昨日のセビーチェはお隣に兄ちゃんに貰ってもらいました。とりあえず、無駄にならなくて良かった。今度から、セビーチェを注文する前に、きゅうりが入っているかどうか確かめなきゃ。

 今夜は、なんとなくこんなお天気にぴったりの「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。アメリカ版では、主人公の男の子の名前はショーン、貞子大叔母さんの名前はジェシカ。風景といい、小人たちの暮らしぶりといい、なんとも無国籍風なのですが、最初に「多摩 33」の貞子さんのベンツのナンバープレートがわざわざ映しだされて、東京であることを指定しているので、ショーンやジェシカという名前がアンバランスに感じます。とても綺麗な画面で、アリエッティは可愛く、和洋折衷なお家のモダンさ、小人たちの家やドールハウスの詳細等、見ていて飽きません。でも、お話的には、微妙に何か物足りなさが残りました。同じ原作「床下の小人たち」を元にした1997年の映画「The Borrowers」では、人間と小人たちの関係や、小人たちを捕まえようとする悪者たちの思惑がもっと解りやすく説明されており、アリエッティを見つけた少年との間に、「それ『借りる』んじゃなくて『盗んでる』じゃん!」なんて生々しいやり取りもあったのが印象に残っています。映画のアリエッティは癇癪持ちで、あんまり可愛くなかった。

 家政婦のおばさんは、一体なんだって、雇い主に無断でペストコントロールを雇ったり、心臓手術を間際に控えた坊ちゃんを部屋に閉じ込めちゃったりしてまで、小人をとっ捕まえて、彼らの生活をぶち壊そうとしていたのか、いまいちわかりませんでしたが、日本版では、お手伝いのハルさんの声は樹木希林さんだそうなので、あの、ペストコントロールの人達の前で悔しそうに身体を捩ってるシーンの、樹木希林さんの演技が想像できるようで笑いました。

 消化不足の感はあったとはいえ、翔(ショーン)とアリエッティのリリカルな関係は好きです。その割に翔くんはいきなり、「人類も小人たちも滅亡じゃーん!」なんてコワいこと言ってましたが、心臓病を目前に控え、「でも多分失敗するんだ」なんて鬱になっている少年の厭世観は仕方ないかも。そんな鬱少年が、真摯に生きている小人に出会って生きる勇気を得るってお話なんだろうけど、なんか簡単に流れちゃったなぁという印象が。全体的には、仕事をしながらのバックグラウンドビデオにピッタリ、という感じでしょうか。ところで、あのお家と庭にはモデルがあるのだそうですね。行ってみたいな!



明日見るのは「バトル・ロワイヤル」 

チャレンジ:英語でコーヒーを注文できますか?

2012-11-16 | グルメ
 すっかり雨期に入って、今日も雨でした。来週はもう、サンクスギビング(感謝祭)ですもんね。感謝祭が終わったら、クリスマスまでは怒涛の流れで、気がついたら年が明けてるというのが毎度のパターン。早い、早い… あー、日本のお正月、味わいたいなー。

 今日は、美味しくて安いと友人に勧められた、近所のメキシカンのお店でセビーチェを買って来ました。セビーチェってのは、トマト、玉ねぎ、チアントロ、白身魚、エビ、タコ等をライムジュースで和えた南米の食べ物で、私の好物。待っている間お腹ペコペコだったので、家にお持ち帰りして、ものすごーくワクワクして開けてみたら、きゅうり入りだった!!!きゅうりの入ったセビーチェなんて初めて遭遇したよ!私は、前世がカワウソだったと言われる程にきゅうりが苦手(前世で河童にいたずらして、その祟りで胡瓜が食べられなくなったらしい)なので、これはムリだ。息子たちは生の魚介類には一切手を出さない。わにおはチアントロが嫌い。仕方ないから、付合せのトスターダ(とうもろこしの粉の薄焼きを揚げたもの)をパリパリかじってるけど、どうしよう、このセビーチェ…orz

 メキシカンのお店に行くと、しみじみスペイン語が喋れたらいいなって、思います。南カリフォルニアはヒスパニック人口が多いので、スペイン語が出来るというのは大きなプラス。移民一世ではなく、アメリカで生まれ育ったヒスパニック系の人たちは西英のバイリンガル。これは財産だなぁと思う。

ところで、こんなん

見つけたのですが、「何になさいますか?」「コーヒー、プリーズ」じゃ、いかんの?英語でってわざわざ指定するくらいだから、なんかコジャレたことを言わねばならないとか?しっかし、在米24年、今まで何度となく英語でコーヒーを注文してきたはずの私も、改まって、英語でコーヒーを注文しなさいって言われると悩む。スタバみたいに延々、いろんなことを指定しなきゃならないとか?在米邦人の皆様、あなたならどう言う?


追記:これを息子たちに聞いてみた。
上息子:Would you give me a mug of joe?(そんなスラングが東京で通用するんか?)
若息子:Give me a Go”beep!"m free coffee.(この後、若息子は母と兄貴にどつかれました。)



アスカ28歳…なんか…悲しい…

7年で7人目の首相誕生?

2012-11-15 | 日記
昨日とはうってかわって、どんより曇り空のサウスベイです。それはどうでもいいんですけど、昨日からお向いさんから凄く良い匂いが漂ってくるんです。何だか判らないけど、超美味しそうなんですけど。お腹空いて仕方ないんですけど。糖尿病目前中年なんで食べてばっかいられないのに、無茶苦茶食欲をそそるんですけど。窓閉めても、うちボロいんで匂いが流れ込んでくるんですけど。一日中、家でこたつに座ってPCに向かってるだけなのに、なぜにお腹が空くのでしょう。生きるって大変だわ…なんて、アホなことを抜かしているのは毎度の通り、また煮詰まってるからです。でも、取り敢えずこれで来月も家賃が払えるわ…

 それでまぁ… 解散ですか…

 やっと、と云いますか、なにを今更と云いますか。うーむ、またダウンタウンに選挙に行かねば。でも、ほんっとにっ!誰に票を入れていいか判らない。どの党を支持すべきかもわからない。誰も信頼出来ない、入れたい党も人材も居ないってのが本音です。東北の地震・津波被害者への救済政策を一気に進め、外国人参政権や生活保護等の外国人優遇をやめて、隣国に媚びない政治をしてくれる人。円高対策を実施する金融政策のできる政党がいいんだけど、いくら公約はかっこよくとも、実力の方はいかがなもんで?って感じで。結局は、また自民党になるのでしょうか、そうなったからって、大きく何かが変わるかといえば、それは期待薄だし、在日外国人に対しては厳しく向きあってくれそうな維新の会も何かなぁ…

 今日のWall Street Journal に、解散を伝える記事と共に、民主党の支持率の折れ線グラフが出ており、民主党が政権を取ったばかりの頃の支持率63%からの派手な凋落っぷりが一目で分かるようになっていましたが、一目見ただけじゃ、あたかも野田さんになってからの変化のように見え、実は野田さんが首相になった9月には少し支持率が上がってるのに、狙ったのか、無意識なのか、誤解しやすいなと思いました。しかし、これって東アジアにおける重要なニュースな割に、取り扱い小さくて笑う。LA Timesなんて、記事がない。この頃の新聞ネタは、中国、中国、中国サマなんだよね。日本の政界の動きも、世界経済に大きく影響する大事なニュースだと思うんだけど!



明日はエヴァQネタバレ探し 

今年もキラキラネーム

2012-11-14 | 日記
 血糖値が気になるけど麺は食べたい!ので、お蕎麦派になっています。山芋をすって、梅干し、青じそ、刻んだ生姜等と麺つゆで食べるのがお手軽で今、一番のお気に入り。麺つゆ(減塩醤油、日本酒、みりん、鰹節を適当に混ぜて煮ただけ)は、一度に大量生産して、ペットボトルで冷蔵庫に保管しているのですが、これが色々なお料理に使えて実に優秀。煮物の味付け、ご飯炊く時に入れて混ぜご飯等々、秋の味覚はこれだけでOKってな勢いです。数年前までは毎年作っていましたが、お昼に自分が一人で食べる素麺のつけ汁くらいにしか使わなかったから、ペットボトル一本分が一夏保ちました。今回は毎日のように料理に使うのでよく減る。そしたら今度は塩の摂取量が気になる。ああ、悩ましい…


 さて、今年もやって参りました。ウェブサイト「赤ちゃん命名辞典」に掲載された、本年度の人気名前ランキング!これによりますと、上位五位は「希空(のあ)」「澄海(すかい)」「琥珀(こはく)」「翔太(しょうた)」「結愛(ゆあ)」だって。ああ、抱腹絶倒 実はうちの息子達のミドルネームは、漢字は違うけど前年度の人気ナンバーワンの名前をそのままもらったもので、上息子は「賢太(けんた)」、若息子は「将太(しょうた)」です。若息子の「将」の字は、暴れん坊将軍ファンの父親(わに夫)のたつての希望。ちょっとキラキラ風味かも。その若息子は今14歳だから、「しょうた」の人気は根強いのですね。でも、今、子供たちの名前を「日本でもよくある名前」にしたくて、前年の人気上位から選ぶと、ノアとかスカイとかになって、わざわざ日本語でミドルネーム付ける意義がポシャン。

 「澄海」は海なのにskyで一粒で二度美味しい名前?澄海上人って、おられませんでしたっけ?しかも、最澄と空海が合体したみたいで、ご利益がありそうです。でも、このお二人は喧嘩別れのはずですが。ノア(Noah)は男の子の名前だけど、のあちゃんは女の子の名前かな?将来は箱舟を作り、白い鳩が帰ってくるのを待って、希望を持ちつつ空を見上げるのですね、分かります(←超こじつけ)。琥珀ちゃんは少なくとも普通に読めます。アンバーちゃんじゃないよね。琥珀はとても長持ちしそうで良さげです。イワナガヒメの現代版みたいな感じ?でも、それだと醜女か… 結愛(ゆあ)ちゃんっていうのは、ちょっと呼びにくそう。ちなみに、Google IMEで「ゆあ」と打つと、「夢愛」「優空」「百愛」「悠空」とか出てくるんですが、どんな教育をされているのでしょうか?これまた謎です。取り敢えず、最近では「空」は「あ」と読めるものらしい。

 一方、同サイトの「キラキラネーム」ランキングの上位五位は、「希空(のあ)」「甲子園(こうしえん)」「青空(せいあ)」「永久恋愛(えくれあ)」「宝冠(てぃあら)」「一二三(どれみ)」だって。希空(のあ:Google IMEでで最初に出たのは埜愛。益々わからん…)は両方にランクインですね。永久恋愛とはひねったなぁ。素直に感心します。名前呼ぶ度にお腹空きそうですが。エクレアちゃん… カスタードのたっぷり詰まった、サクサク軽いパフにダークチョコのかかったエクレアちゃん… ごっくん(生唾)

甲子園っていうのは男の子だよね。水島新司の古~い漫画に、藤村甲子園って豪速球左腕でかっこいいキャラクターがいました。左の速球派は私の大好物ですが、この習性は甲子園氏に植え付けられたのかも知れません。彼は家が甲子園球場の横なのに、大阪の高校に徒歩で通ってた。何時間かかんねん?この、今年生まれの甲子園くんはやっぱり、高校球児からタイガースを目指す名前なんだろうか。むしろ名前的には「球道」のほうがかっこいいような気もするけど(同じく、水島新司氏の漫画で中西球道くんというキャラが居るんだな)。宝冠(てぃあら)ちゃんは、なんとなく納得。騎士(ないと)くんとか、天使(えんじぇる)ちゃんと同系ね。でも一二三で「どれみ」は、おばさんには理解不可能だよ(@_@)

 キラキラネーム(またはDQN名前w)が流行ってるのはアメリカでも同様で、「へ?」な名前をたまに見かけます。英語では漢字がないので、スペルをちょっと捻ったりね。でも、少々スペルは違っても読める程度なので、漢字から連想ゲームの、日本のキラキラネームより解りやすいかも。それにしても、赤ちゃんの名づけランキングは、もうすっかり私的に、毎年恒例の年忘れお笑いみたいになってきたわw

 ここで、高校の頃、読まされた吉田兼好の徒然草から、第百十六段 「寺院の号」:

寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、
昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

 昔からキラキラネームはあったのねぇ…

名を知ってる遠き島より流れ寄る

2012-11-13 | 時の話題
 数日前のニュースになりますが、東日本大震災で発生した津波で流されたがれきが、12月ごろからアメリカ本土に大量に漂着し始めるとの予測が、環境庁によって発表しました。ワシントン州のウェストポートのマーシャ・アコバさんは、既に流れ着いた日本からの漂着物を経営するアンティークショップで売りに出し、売上げの全額を被災地に寄付するのだとか。ほーお…(ソースはこちら。動画あります。) 記事が削除された時のためにニュースの元記事をコピペしておきます:

環境省は、東日本大震災で発生した津波で流されたがれきが、12月ごろからアメリカ本土に大量に漂着し始めるとの予測を発表しました。これに備えて、アメリカ西海岸では、清掃活動が進められていますが、こうした漂着物に思わぬ人気が集まっています。

震災による大量の漂流物が到達するとされる中、アメリカ西海岸の各地では、浜辺の清掃活動が行われている。ワシントン州の沿岸の町・ウェストポートで「海岸清掃」に参加したマーシャ・アコバさん。マーシャさんは「いつも探してるのよ」と話した。日本の環境省は9日、アメリカ西海岸に12月ごろ、震災がれきが本格的に到達し、2013年6月ごろまでに、およそ3万3,000トンが流れ着くとの予測を発表した。津波で流されてきた日本からの漂着物を探しているというマーシャさん。今、意外な所で人気を博しているという。

マーシャさんが経営するアンティークショップ。ひときわ大きな商品は、日本から流れ着いたとみられるブイ。マーシャさんは「(漂着物は)歴史の一部だから人気よ。津波は悲しいことだけど、わたしたちの海岸までやって来て、誰かの手に渡るのはすてきでしょう」と話した。人気商品は、こうした海岸で見つけた漂着物。

マーシャさんは、月に1度は「掘り出し物」を探しに海岸の町へと繰り出す。町を挙げての「ガレージセール祭り」が行われたこの日、マーシャさんは、日本製のブイをいくつも並べていた家を見つけ交渉を開始、20個以上のブイを仕入れた。ブイが売れた場合、売り上げの全額を被災地に寄付することにしている。マーシャさんは「このブイは、十分わたしたちを楽しませてくれました。今度はわたしたちがお返しする番よ」と話した。


 たいがい浜でいろんな物を拾ってる私ですが、未だ、日本から来たと思しきものに遭遇したことはありません。不意に出会ったりしたら、結構な衝撃を受けそうな気がします。ところで、この地域に越してきて以来、この浜でゴミを拾いながら、シーグラスや貝殻、綺麗に穴の開いた石、小動物の頭蓋骨等々、いろんな物を拾って来ましたが、近年、収穫が減ってきているのです。ゴミは相変わらず大量ですが。

 シーグラスは、最初の一年目は行く度にいくつも拾えて、それですっかりビーチグラスにはまったのですが、この頃は、一日に2,3個見つかればラッキー。貝殻も小さな二枚貝が多くなり、石も砂利っぽいものばかり。私が目が肥えて、以前なら拾っていたものも選ぶようになったわけでもないし、もちろん最初にここにこしてきた4年前でも大量の日となーんにも見つからない日はあったのですが、この頃…というか、ここ2年は、干潮なのに小石や貝殻の破片(とゴミ)以外なーんにもないって事ばかり。潮の流れの変化なのか、何なのかは分かりませんが。


今日はまた夏日和


温かい水たまりで水浴びする小鳥たち


 でも、そろそろ朝早くに浜に散歩に出掛けて見るようにしようかな。日本から流れきた何かに出会えるかもしれません。



海でペリカンがたむろってたから魚群が来てる。釣りたいな。 

3連休で映画三昧

2012-11-11 | 映画・ドラマ・本
 今日は復員軍人の日。各地で様々な催しが行われますが、レドンド・ビーチでの式典では地元高校のバンドが演奏するので、うちの上息子も白シャツに黒いズボンで出掛けて行きました。今日演奏する曲目は、先週から練習を始めたばかりなんだそうで、出来の方も、ま、それなりに(^^;)だったようですが。

 月曜は振替休日なので、図書館でDVDをたくさん借りてきたv 実は、金曜日に公開したばかりの、ジェームズ・ボンド最新作「スカイフォール」を観に行きたいって思ってたのですが、映画に関して気の合う友人が、早速金曜の夜に見て「盛大にがっかりした」っていう感想だったので、じゃ、DVDになってから借りて観りゃいいかな、と。で、借りてきた映画の感想:

「21ジャンプストリート」
 ジョニー・デップの出世作となった1987-90年放映のTV番組、21ジャンプストリートに本拠を置く青少年犯罪特別捜査課の活躍を、現代に時代を置き換えてリメイクした作品で、落ちこぼれ警官のジョナ・ヒルとチャニング・テイタムが、高校に潜入操捜査するコメディー。最後の方にちらりと、オリジナルのコンビである、トム(ジョニー・デップ)と、ダグ(ピーター・デルイーズ)も顔を出しますが、「え?マジでこれで終わり?!」って登場の仕方です。これって、オリジナルのファンの人たち的にはどうなんだろう…?そのシーンはこちらから閲覧可です。思い入れのあるキャラの締めが、こんなんでもいいんだろうか…

 ともあれ、高校生男子のために作られたような作品で、息子たちには大いにウケていました。十年前のはクールだった、フットボール部の花形で背が高くハンサムだけど成績の方は全くよろしくないシュミット(テイタム)は、現代の高校ではダサい存在で、逆にいじめられっ子でプロムにも一緒に行ってくれる女の子が居なかったオタクなジェンコ(ヒル)は、今や高校でも最もイケてる存在という、価値観の変化が面白かった。一昔前のハリウッド映画では、学校名のイニシャルの入ったスタジャンを着て(運動部に所属していることを示します)、身体も大きく粗暴で勉強はあまりできないけど、常に仲間とつるんでるような男の子が人気者でした。でも今じゃ、そんなヤツは流行らない。そのシュミットは、7年ぶりの高校で、化学好きのオタクたちと仲良くなって学問に目覚めます。一方で、実際の高校時代は散々だったジェンコは、学校でも一番クールな面々、ロハスな優男やゲイの黒人生徒とつるんで人気者の仲間入り。オタクい息子たちは、今の時代に高校生で良かった~と、しみじみ安堵した一作だったようです。

 この作品には、ここんとこ、どの映画を見ても出てるような気がするジェームズ・フランコの弟エリックくんが出ています。顔は似てるけど、兄ちゃんほどの華はないかな。このリメイク版「21ジャンプストリート」は、続編でカレッジ編が既に撮影に入ってるらしいのですが、さすがに主役二人の高校生はキツいものがあったので、大学生でちょうど良いのではと思います。


「コンテイジョン」
 公式サイトはこちら。謎のヴァイルスがどんどん広がり、その感染症でバタバタ人が死んでいく中で、WHOや米国疾病研究所の医師が奮闘する様を、最初の犠牲者(グウェニス・パルトロウ)の夫(マット・デイモン)とその娘、事件を追うブロガー(ジュード・ロー)の行動を混じえながら描いたパンデミック映画。映画は第2日目で始まり、最後に、マット・デイモンが懐かしがって見てみた、妻のカメラの中に残された画像が元となって第一日目、感染の原因が明かされますが、普通に、証拠を探る手立てとして、第一の犠牲者のカメラとか最初に思いつかないかなー、と思った。出演陣がとても豪華です。

 これといった山場もなく淡々と話が進むのですが、場面がしょっちゅう切り替わるせいもあって飽きずに見られました。クライマックスがなく、淡々としているのもむしろ、リアルで良かったのではないかと思います。面白いのが、ジュード・ローの演じるブロガーの役回りで、自分は正義のつもりで情報を流してるんだけど、それが必ずしも正しい情報だと限らないのに民衆は踊らされる。そんな現代の問題を浮き彫りにしていました。先の、ハリケーン・サンディの際にも同様な問題が起こりましたね。


「猿の惑星・創世記」
 またバイルスか!またジェームズ・フランコか!!いや、面白かったですよ。普通に。知能を得たチンパンジー、シーザーの目の演技は、噂通りすごかったです。

「アポロ18」
 図書館の棚で見かける度に気になる存在ではあったのですが、ホラーだと聞いていたので避けていました。JUNxxxさんがブログで取り上げられていたので、私も見てみた次第。確かに、直接的な描写もないので、怖がりの私でも十分に鑑賞できましたが、いやー、ジワジワ来るわー。後、引くわー。

「プリシャス」
 むしろ、不思議と後の引かない一作でした。不幸のてんこ盛りみたいな主人公、プリシャスの人生は、とんでもなく悲惨なんだけど、それをただジメジメ・ウジウジと感じさせないのは、演出のせいもあるでしょうが、主役の漂わせる天性の雰囲気のせいもあるのではないでしょうか。主人公は、むしろ憎々しいといってもいいキャラクターなんだけど、演ずる女優さんのおかげで憎めない感じになっちゃってるし。オーディションで選ばれた新人の肥満で、美しくない…むしろブスな女優さんというガボレイ・シディベーは、いわばハリウッドではイロモノ的な存在ですが、今後はむしろ、その特異さを生かした面白い役柄で活躍して欲しい。



今週末は家族でひきこもりだった

ワシントンは美味しかった

2012-11-10 | グルメ
 若息子が突如、なにがなんでもパッタイ食べたいシンドロームの発作を起こしたので、近くのタイ・レストランへ行きました。アジア系人口の多い地域なので、近辺にタイ料理店は、おしゃれなカフェバー風から屋台に毛が生えたようなお店、本格派から気軽な軽食屋さん風と、何件もあります。今夜行ったのは、レドンド・ビーチ市内、PCH沿いのカジュアルなお店で、ここのお味は少し甘め。私的には、もちっとスパイシーな方が好み。しかしなー、私だって、深夜に突然、プッチンプリン食べたい発作とか、コンビニの豚まん食べたい発作とか起こすけど、だからって走って買いにいけないもんなー。パッタイ食べたいシンドローム程度なら軽症だよなー。


タイカレー、焼き飯、パッタイ、イカリング+タイ風アイスコーヒーです


 タイ・レストランといえば思い出すのは、ワシントンD.C.で働いていた頃、お友達と毎週のようにランチしたMストリートのレストランです。夜は接待用レストランと化すので雰囲気は高級でしたが、ランチタイムはお手頃価格でサービスもよく、大のお気に入りでした。いっつも、たまには違うものも食べてみたいわねー、と言いながら、二人共、毎回、トムヤムクンとパッタイ、タイ風アイスコーヒーを頼んでしまいましたが、あのお店、まだあるのかなぁ…

 ワシントンは国際的な街なので、各国のエスニックな本格的レストランが取り揃っており、そんなお店を食べ歩くのも楽しかった。あの頃はまだ、太るとか血糖値とかコレステロールとか中性脂肪とか脳卒中とか動脈硬化とか(以下、永遠に続く)を気にしないで、なんでも食べられたので、更に楽しかったw 手作りのフランが美味しい、ジョージ・ワシントン大の隣の小さなイタリアン・レストランもよく行ったな。国立美術館の週末のシャンペン・ブランチ、イースタンマーケット内のクラブケーキ、日本料理店・まことの創作懐石、郊外のイン・アット・リトル・ワシントン… いいお店がたくさんありました。アゼルバイジャン料理のお店も行ってみたけど、普通にミドルイースタンだったような覚えが。あの辺って、みんな同じような感じなのかな。

 大聖堂前のメキシカン、カクタス・カンティーナは、わに一家のお気に入りでした。お店の真ん中にトルティーヤチップスを作る機械があり、店を訪れた子供たちに焼く前の生地を一掴みくれるのですが、この記事が柔らかくて粘土のよう。上息子は、小学校に入る前にテキサスに引っ越したにもかかわらず、その生地の感触を覚えているのだそうですから、よほど印象深かったのしょう。本場(?)南米を含め、ここのセビーチェを超えるセビーチェに、未だ私は出会っていません。そういや、昔、仕事でウルグアイに行った時、一緒だったコンサルタントと二人で、屋台のセビーチェ食べたんですわ。その日の夜から、コンサル兄ちゃんはお腹壊して悶絶、一方私はなんともなかった…

 ついでに思い出したけど、やっぱり、このコンサル兄ちゃんとエクアドルの首都・キトに行った時、週末を挟んで暇があったので観光しようってんで、ここ数日、ちょっとだけ話題になっている、赤道の街(Ciudad Mitad del Mundo)に行ったことがあります。キトからタクシーで10分ちょっと、赤道をまたぐ場所にある小さな公園で、御多分にもれず私達も、南半球!北半球!とはしゃいで、赤道上を示す線をぴょんぴょん飛び跳ねて、記念撮影しました。でも、がっかりしたのは、赤道上にトイレがなかったこと。南半球と北半球では、水洗トイレの水の流れる渦の方向が違うっていうじゃありませんか。だったら赤道上では、どう流れるの?と。塔の南側にカフェテリアとトイレがあり、わざわざ、そこのトイレを流してみたけど、普通でがっかりしました。なんでも今、ここに高さ1マイル(1600メートル)の超高層ビルを建設する計画が出ており、米国と欧州の投資家がすでに興味を示しているそうですが、実現した折にはぜひ、赤道上の水洗トイレを設置して欲しいものである。しかし、あんな何もない山の中に高層ビル?私が行ったのは20年前なので、あれから大発展でもしたの?

 でもさー、キトって標高2,850メートルにあるんだよね。私は、標高0に近いグアヤキルから帰ってきた直後、キトの高層ビル内の上の方にある事務所行ったら、高山病で頭ガンガンなった覚えがあるんですが。しかも、その事務所では現地の事務所長(日本人のオッサン。一応は役人だ)が何やら電話中で、待っている間、会話が丸聞こえ。彼は私がスペイン語がわからないからと高を括っていたようですが、実は同行のコンサル兄ちゃんがスペイン語ペラペラ。「あの人、不倫相手に電話してるよぉ~」って、内容を訳してくれました。更に頭痛いわ!ま、それは兎も角、2850+1600メートルとか、もう富士山頂目前やん。いきなり登ったら、絶対、気分悪くなりそう。うげげ…



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