流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

お堂Ⅱ

2010年05月16日 | 日記
昨日のお堂の件を坐禅会で話題にしたところ、
S村さんが帰りに立ち寄ってくれて詳細なレポートメールを送ってきてくれました。



メールによれば・・・
「お堂の扉には鍵がかかった状態で、
 お地蔵さんが祀られ、旧日本軍の航空兵の写真があった」ということでした。

おそらく、
どなたかが、戦没者の慰霊のためにずっと守ってきたお堂なのでしょうね。
戦後60年以上が経っても、遺族を失った方々にとっては戦後ではない。
悲しい思いが篭められているお堂でもあります・・・。

メールを何度も読み返しながら、そんなことを思いました。
S村さんありがとうございました。

尚、
今日、寺参りに来られた方のお話しでは、
田町や番町などには辻、辻や、ちょっと入り込んだような処にも、
祠(ほこら)やお堂、お地蔵さん、お宮さんなどが建っているとのこと。
巡ってあるいている方もおられるようです。
コメント
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