おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。
青空に
くっきり映える
高知城の すぐ近く
高知新聞さんの
ホールを お借りして
高知・禅をきく会を 開催
講師は
東日本大震災の 被災地で
今も
無料移動喫茶の
活動を 続けている
曹洞宗通大寺 住職 金田諦應さんと
浄土真宗の
歌う住職 三浦明利さん
みなさん
熱心に 聞いていただいて
主催者としては 嬉しいかぎり
台風21号
永平寺 団参
さらに 台風22号
そして 高知・禅をきく会
怒涛の 10月が
ようやく 終ろうとしています
が・・・
寺たより
まだ 一行も 書けていません
おはようございます
台風は
三陸沖にあって
温帯低気圧に 変わったものの
最接近のときには
吹いていなかった風が
夜中から
明け方まで ゴーゴーと
音を立てて 吹き続けました
外に 出ると
ヒンヤリした風が 顔に 当たります
まるで
木枯らしを
思わせるような 風の中
シコンノボタンが 一輪
花を 開こうとしていました
それでも 花は咲く
Have a good day!
先週の
超大型とも
スーパーとも
冠が付いた 21号から
わずか
一週間で
同じような 進路で
台風22号が
四国沖を 通過中です
さすがに
散りかけの
シュウメイギクは
たっぷりと 雨水を含み
ロウバイの 葉っぱも
しっかりと 雨粒を捕まえています
現在12時28分
高松では
そろそろ ピークを迎え
夕方以降は
雨の勢いも 下降線かと
東海から
関東にかけては
夕方から 夜にかけてが ピーク
進路に
あたっている方は くれぐれも ご安全に
永平寺参拝
第2日めは 上高地
9時半頃に
永平寺門前を 出て
13時半頃に
奥飛騨の 投宿ホテル
新平湯温泉『焼岳』で 昼食
その後
本日の お目当て 上高地へ
天気は
雲が 流れつつも 晴れ
気温は
道中の 温度表示で11度
駐車場で
バスを降りて
いよいよ 上高地散策
大正池から 望む 焼岳
そして 穂高連峰
梓川は
見るからに
冷たそうな 流れです
河童橋までの
中間地点 田代池の 案内板
穂高連峰が 近づきます
落葉した
木々の 間から
青と白の コントラストを 愛で
着いた先は 河童橋
奥穂高の 頂上は
瞬間 見えたかどうか でしたが
岩石が
岳沢から 上高地へと
流れ込む光景は 見事でした
4時半を過ぎて
ホテルに戻り 入浴 宴席
翌日は
本降りの
雨の高山を 散策
足元が 濡れ
寒い思いもしましたが
試飲で いただいた
お味噌汁と 白酒で 温まり
昼食の後 帰路へ
往路とは 打って変わって
まぶしいほどの
日差しが 恨めしいものの
凛とした空気の 永平寺
澄み渡った空気の 上高地
楽しかった 行って良かった
終着
高松駅で
皆さんに お声がけいただき
行くまでの 気苦労で
何故 こんな 大変なことを・・
という ボヤキも どこへやら
ああ
企画してよかったなあ
喜んでもらえて 良かったなあと ホッコリし
さあ!
あしたから 屋根の 修理だ!!と
兜の緒を締めつつ
寺に戻る 和尚なのでありました
・・・兜 ありませんが f(^_^;)
永平寺での
一夜が 明けて
大講堂で
法話を 拝聴の後
朝の 勤行に
法堂(はっとう)へ
モミジが
少し 色づいていました
法堂では
御開山
道元禅師様への お焼香
その後
参拝各家の ご先祖供養
いったん 法堂を 出て
御開山から
五代様までの
御霊骨と 御尊像
歴代禅師の 御尊牌
全国の
御開山を 慕った
寺院住職の 御位牌が
お祀りされている
承陽殿(じょうようでん)を お参り
その後
法堂に 戻って
朝の勤行に 参列・焼香
終って 諸堂拝観
先ずは
永平寺の 御本尊
お釈迦さまが 祀られる 仏殿
雲水(うんすい)
すなわち 修行僧の
坐禅・食事・睡眠を 行ずる 僧堂
食事を 司る 大庫院
修行時分
夜 一人で
回廊点検をして
山門で 仰ぎ見る
四天王の 怖かったこと
当時は
修復前で
色が 剥げていて
よけいに 怖い形相に 見えました
ゆく年くる年で
おなじみの 鐘楼堂
ここで
ようやく 朝食
朝食を 終え
外に出れば 薄曇り
勅使門
現行 唐門(からもん)を 眺め
永平寺を 辞し
他の方々が
土産物を 選んでいる間に
七十八世 宮崎亦保禅師へ 墓参
時間が 無かったため
また参ります とだけ申し上げ
今回の
もう一つの 目玉企画
バスは 一路
上高地を目指し 出発です