流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

紅白

2017年04月30日 | 日記
ゴールデンウィーク
前半の 日曜日は 快晴 

高松の
予想最高気温は 
28度 だそうです

ヒョイと
立ち寄った 
喫茶店 入口の木陰で

花径1㎝程の
かわいい花に 遭遇 

   

赤い花弁と
交差するようにして
白いガク片が 見えて
自然の 織り成す 造形美ですね (^^)v
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祝日

2017年04月29日 | 日記
今朝

 きょうは
 土曜日だから
 朝いちで お医者さんに・・・

と言うと 家人が
 
 きょうは 
 昭和の日で
 お医者さまは お休みよ

  

花粉症の薬が
きれてしまったことに 
意識が 行ってしまって
曜日しか 見ていませんでした

きょうの お参りは
ちょっと たいへんかなぁ 

と 思いつつ
水やりを していると

満開になった 
コデマリが ユサユサと
和尚の ウッカリを 笑っているかのようでした  

   

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満天星

2017年04月28日 | 日記
満天星
と書いて
なんと 読むでしょうか?

満天星・・
まんてんせい?

満天の星・・
まんてんぼし?

満天の星 
という言葉が ありますから
やはり 『まんてん〜』と 読みたいですよね?

ところが
答えは これです

     

え?
何これ?
ドウダンツツジでしょ?・・・ですよね

でも!
そうなんです
満天星 と書いて
ドウダン と読むのだそうです

言われてみれば
白くて かわいい花が
鈴なりになって 咲く姿は 
満天の星 のようではありますが・・・

広辞苑によれば

灯台から転じて 
ドウダン とのこと

ドウダンという名前が 先にあって
その名前に 花姿を連想させる 漢字を
無理やり はてはめた という感じですね (^_^;)


ドウダンツツジ
和尚の 好きな花ですが

関東では 
路地植えで よく見かけますが
香川での それは 
あまり 目にしたことがありません

水を 欲しがる 
花なのでしょうか?
それとも 
強い日差しが 
苦手な花なのでしょうか?

きょう 見かけた
の ドウダンツツジも 鉢植え
訪れた家の 軒下で 静かに咲いていました

ん?
そういえば 
スズランも 好きな花の ひとつだし
こないだの 白い花も こんな感じでしたね

     

こういう 
楚々とした 花姿が好み 
と いうことなんでしょうね・・・
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一段落

2017年04月27日 | 日記
年度替わりで
出張が多かった 4月も

きょうの
松山出向で ようやく 一段落

そんなことを 思いながら
眺めた 八重桜の 美しかったこと 

   


しかし・・・

寺に 戻って 
ふと 気がつけば
寺のたよりの 原稿が 
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永平寺

2017年04月26日 | 日記
きょうは 永平寺2
長〜くなりますが お付き合いの程を   

今回の 永平寺行きは
大本山永平寺七十六世貫首
秦 慧玉(はた・えぎょく)禅師の 
三十三回忌法要焼香のための 上山でした

秦禅師は
現貫首猊下の 三代前に 在位され

和尚にとっては 
冬安居(ふゆあんご)という
特別修行期間の 恩師に 当たる方です  

24日 
昼前に 高松を出て
同日夕方 門前に 到着 

参道では
広げ始めた モミジの葉が 頭上を覆い
若葉色の 日差しが 降り注いでいました



  

永平寺では
この時期 恒例の 
報恩授戒会(ほうおんじゅかいえ)の 修行中



全国から
篤信の信者の方々が
一週間泊まり込みでの 
法会(ほうえ)に 参列されています



この 法会には
信者の方々だけでなく
お坊さまも 大勢 参集するため

ご本山では 
この法会に 合わせて
歴代貫首猊下の 年回法要が 
慇懃に 営まれる というわけです

 
法要の合間に お参りした
歴代の禅師が 眠る 寂光苑



寂光苑の横 永平寺川には
雪解けの 水が 滔々とながれ






玲瓏の滝(れいろうのたき)では
落ちる水の 勢いで 飛沫が舞っていました

   

雪国 福井の
遅い春を 待ちわびたかのように
山肌では 植物が 花を 咲かせて 












24日の 逮夜法要(たいやほうよう)から
25日の 正當法要(しょうとう)までという

文字通り
駆け足での 永平寺出向で
体は ヘトヘトに なりましたが

永平寺の先代貫首猊下
宮崎奕保(みやざき・えきほ)禅師
ゆかりの方々に 大勢 お目にかかれて
充実感満載の 強行突破的永平寺紀行でした

追記
永平寺からの帰り 門前で食した 
早刈り蕎麦粉仕様の おろし蕎麦が 美味で 

  
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