流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

法戦式

2012年07月02日 | 日記
今日は
瑞応寺専門僧堂で
法戦式(ほっせんしき)が 行われました

法戦式とは何かと云うと・・・

修行道場では
夏季と冬季、それぞれ、100日間の特別修行期間が設けられます

そして

その期間中に
道場に在籍する修行僧たちの先頭にたって
修行をリードする修行僧のことを 首座(しゅそ)といいます

その
首座と修行僧の間で行われる禅問答の行持を
仏法の戦の式 すなわち 「法戦式」 と云うわけです 

今日は
雨に濡れる参道の奥
瑞応寺さまの法堂(はっとう)で
丁々発止の 法の戦いが繰り広げられたのです

雨にも負けず
風にも負けず
夏の暑さにも負けず
道を求める雲水さんたちの さらなる飛躍を祈ります




※ 宗門では お寺の行事は 「行持」 と表記します
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