流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

徳島_3

2013年11月23日 | 日記
そうでした

海陽町に
何のために 行ったかというと・・・


徳島県 海陽町に
城満寺という 古刹があります

曹洞宗の開祖は
大本山永平寺を開かれた 道元禅師

曹洞宗が
発展する 礎を築かれたのが
大本山總持寺を開かれた 瑩山禅師です

その
瑩山禅師が 初めて開かれた道場が
徳島県海陽町にある 城満寺という お寺です

したがって
曹洞宗で9番目に古く 
四国では 最古の禅寺でしたが
歴史の変遷の中で 廃れてしまい
昭和27年に 復興され 平成9年に本堂が再建されました


今回の 徳島出向は
城満寺さま 新住職晋山式の お祝いと





来年おこなわれる
總持寺の 二代様 峨山韶碩禅師の大遠忌予修法要の 打合せでした


今回の 晋山式では
韓国曹渓宗の尼僧さん 5名が来日され
僧舞(そうまい)を 奉納してくださいました

僧舞というのは
文字通り 僧が舞をまう というもので
和尚も 詳しいことは まったく分かりません

韓国の
民族舞踊という 解説もあるそうなのですが
日本仏教では 耳にしたことのない 法要?です


最初に
ドラ?と 太鼓の伴奏?による 声明があり

次に
それに合わせて

白い法衣と
紫の短いお袈裟を まとった尼僧さんが 

シンバル状の 仏具を
前に後ろに振り鳴らしながらの 舞



さらに
傘状のものを かぶり
長い袖を 振りながらの 舞



40分ほどの舞は
有難いというか なんというか

所変われば
こういう文化も あるのだなあ・・・と感心した 僧舞でした
コメント
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