流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

禅をきく会

2017年02月04日 | 日記
きょうは
香川県立ミュージアムで 禅をきく会

講師は
宮城県栗原市 
曹洞宗 通大寺住職 金田諦應師



東日本大震災後

無料移動喫茶 
カフェ・デ・モンクの マスターとして
宗教宗派の 垣根を超えた 仲間たちとともに 活動している方













被災地を 巡り
大勢の方々の お話に 耳を傾けていると

家族を 失った 悲しみ
家族を 救えなかった 苦しみ
生きる意味を 見いだせない 苦悶に 接します



東北の人は
忍耐強いと 言われるが

それは
悲しみが 大きすぎて 
受け入れられずに 心が固まって
泣くことすら できずにいるんです と・・・



ときには
へこたれそうに なりながらも

明日からの 物語を 
共に 紡いでいこうという 
気持ちに なれることを 祈りながら



これからも 
無料移動喫茶 
カフェ・デ・モンクは
傾聴ボランティア活動を 続けていきます と 語り

"傾聴"ということの 大切さ 
"寄り添う"というの 何たるかを 伝えてくださいました
コメント
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